異世界野生動物初戦闘
皇帝からの使者を待つこと数日後に
さてと修行がてら散歩にいくかな
四厘超えた先の森で
「きゃぁああ」
「ん」
目の前には山ザルと呼ばれる2Mこえる猿が女を襲う直前だった
「お嬢ちゃん大丈夫かい?」
山ザルがこちらを向いて吠えた
「うーうーギャギャ」
「にしてもこれが山ザルかぁなかなかどして人の筋肉じゃあこうはならんな」
山ザルが鉄斎に向かって殴り掛かってきた
「おせぇ」
螺掌流 気闘 柔ノ型 「唸腕」
相手攻撃の力の進行方向を唸るように操作する事で相手の体内にダメージを返す技を気の力を上乗せすることで確実かつ巡るようにダメージが広がる技。
バキバキバキバキ
「グルァギァァアア!!」
「終わりだ」
螺掌流 気闘 剛ノ型「 螺掌底点」
生来の掌底の当身に捻る衝撃を相手の体内に伝え気の巡りを利用することにより体内に衝撃が留まりダメージが一定時間高速で反復される技
バアァン!
山ザルの心臓の破裂する音が聞こえた。
えっバアァン?
うんあれだわ組み合わせたら加減どころか人に向けたら死ぬわコレ
まっいいやお嬢ちゃんの保護をしてやらんとな
「何処の村出身だい?」
「いえっあの皇帝よりこの奥の仙力の里に遣わされた使者なのですが従者がすべて先程の山ザルに殺されたしまったのですが助かりました」
「あらって事はアンタ俺の案内人かな?」
「親父の宛てかな」
「はい気功の達人である幻斎様ですが貴方は?」
「俺の名前は鉄斎その親父の息子だよ」
「へえええええええ!でも確か幻斎様は140歳超えてますよね」
「おう俺もしこたま驚いたモンだ」
「まぁいい里まで案内するよ他に荷物なんかあるかい?」
「この荷物だけですから大丈夫です申し遅れました私の名はニーカと申します。」
こうしてニーカを自分の里に連れて行くことになった。