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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
ネール闘技場トーナメント編
26/98

Compensation

「ゴッは!!…ガッは、ブベラっぁあ」

(クッソやっぱこの奥義は反動が凄え取り敢えず後はチャンピオンと闘るだけだが試合前までに回復するか?)


その後俺は決勝前日まで寝込むハメになった。


VIP席で準決勝の戦いを眺める男リベルド・ナルチネスである。

「あの技、恐らく自身の身体を通り道にして相手の攻撃を倍以上に跳ね返すカウンターか。あれをもらったら私とてタダでは済まないだろう。」


その後サルミンに連絡を取り決勝の日程を四日後にずらした。


一方鉄斎は

その後宿で俺はニーカにありったけの食料と水を買いに行かせ気功医療と気功活性を併用して回復に努めた。


100パーセントに持ってくのに何日掛かるか。

リベルドは恐らく流閣との戦いの傷は癒えてるハズ今頃、閻屠の対策練ってるんだろうなぁ


まぁ見られたことより刷り込んだメリットを考えるか。

それにもう一つこの世界で初めて気功をプラスして奥義を放った気づいた点は三つ


1.奥義の負担が少し減ったこと特に気功医療と活性、操作のおかげで負担が少なくやれた。もともと前世では全盛期の頃に打てた代物が18の成長途中の身体でやれたのは大きい。


2.奥義の威力が上がった今までの奥義の1.7倍相当の威力だったと思われる。


3.若さっていいな回復と消化がぐんぐん進むわ


この三つの収穫はデカイ。


と鉄斎は己の状態を確認している所に

「あのー鉄斎さん」

「なんだニーカえらく早かったな。」

するとニーカは頬をぽりぽりと掻いて

「いえっギムルが玄関前で食料を山のように積んできて」


「へ?」


まさか強い奴への服従心的な?

調教師じゃねぇぞ俺は!


そんな鉄斎の心の叫びと裏腹にギムルは部屋の中まで入ってきて食料をどんどん置いていった。


「ギムル 、ありがとな」


ギムル はニヤーと笑うと去っていった。


まぁ奴なりの礼なのかな。


決勝まで7日



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