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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
螺掌流 鉄斎編
2/98

修行編

ここから修行編です

―ある朝―



ここはどこだ?

天井?

身体思うように動かない?

股の辺りに湿っぽい感覚


(あれっ?)

「おぎゃあ」


(誰か?)

「おぎゃあ」


あっこれ確定だわ生まれ変わったわ嘘だろオイ!


「あらこの子ったらまたお漏らし〜」

良かったわ母親は美人だわ救われたわ〜

「ホホホ男子はこうでなくてはな」

何この皺くっちゃな爺さん

あ、わかったお祖父ちゃんか

「もうあなたったら」


いや嘘だろオイ!!ハッスルし過ぎだろジジイ!!


「この子はいずれワシの『気功』を継いだ貰わねばなぁ齢140にてここまで才気溢れる子が生まれるとは頑張ってみるもんじゃのう」


「ところで貴方道場の方へは行かなくて良いのですか?」


オイジイさん今ギクって顔したろ。

「ホホホでは行ってくる」


「まったくもうまずは部屋掃除からねあの人ズボラだから秘伝の書とか居間に転がってるのよね」


そんなんでいいのか秘伝の書


―四年後―


オレが生まれた世界はアナルガルドと呼ばれている

アナルガルドは様々な種族がいる


アナルガルドには大きく三つの大陸に別れており

ルーベラナ大陸

ランポジスタ大陸

リーガナラル大陸


ルーベラナ大陸のバルカザン帝国は魔法によって栄えた歴史を持つ


ルーベラナ大陸の外れにオオアザという島国がありそこにオレが生まれた里があったこの里は独自に『気功』と呼ばれる技術が存在し、オオアザ建国時に後の初代皇帝オオアザ・リクナガを助けた事により当時気功を呪いの類と迫害されていた気功使いの安息の地とも呼べる仙力の里を下賜された。


んで建国から数百年が経ち気功は里の中で様々な流派に別れ専門的な技術や応用技術が練りに練られ恩情を持って下賜されたこの里は今や不可侵の領域と呼ばれるに至った。


下賜された初代里の長がオレのご先祖様で血筋としては宗家になるその宗家はじまって100年に1人の逸材が

齢100にてすべての『気功』技術を習熟したと言われるのがオレの親父なワケなんだが現在母親に対して土下座してる額をピッタリ地面1cm離して綺麗な土下座である


この土下座の理由それは…


「で、貴方が他の女を連れ込んでいるって噂がながれているのだけれど?」


「……………………すまん」


「鉄斎あなたは外で四時間ほど遊んで来なさい今日の夕飯は肉よ」


「はーい」


頑張れジジイ

たとえ連れ込んだ女の年齢50熟女だったしても

誠意を込めれば許してくれるよ


さてと『気功』の修行は8歳からでから生前俺が使ってた『螺掌流』の修行をしないとな


『螺掌流』

柔術に合気と当身技、関節技に捻りの極意を取り入れた流派である。

完全なる身体操作と脱力の感覚と筋肉を締める感覚に加え約10年の荒業を経て捻りの衝撃と相手の力の流れを視認しそれを捻り曲げる感覚を作り上げる。


感覚は持って生まれたから技の練度と肉体作りからかな


こうして気功の修行が始まるまでに螺掌流の技の修練のやり直しが始まった。


家帰るとジジイは外で正座してた

一晩中正座なんだと


そして8歳を迎え気功の修行が始まった。


気功とはジジイ曰く大気の流れを取り込み自身の内側で練り上げそれを発現、放出するモノだとか

蜘蛛の糸の様な細さまで細く自在に操れるようになって一人前であると


最初の一年間は気を感じる所から取り込み練り上げることまでだったが気を感じる作業は4日掛かったがその後の練る方は螺掌流の基礎鍛錬に似たようなものがあり、練り上げるのには1時間掛からず第一段階は終わった


次に放出、体外操作

これは1年で習熟した。


これを経ると気の視認が出来るようになった。


ジジイに口利きをしてもらい

現在

気功医療

気功武闘

気功武装

気功操作

気功予見

気功活性

気功原理


その上に代々宗家に伝わる

気功奥義


奥義以外の流派を吸収中であるその後10年かけ

奥義以外をすべて修めた

そしてその気功を螺掌流の技術体系に組み込んでいった


「ではお主に気功の奥義を授ける」

「既に気付きつつあると思うが奥義を継承するということはこの地に骨を埋めると同義だが1人の父親として1,000年に一人の逸材をこの里に縛るのは惜しい世界を見て回りたいと思わんか?」


「そぉだなぁやっぱ漢たる者世界を見ねぇとな」


「ならば行くが良い皇帝には私から紹介状を書いておくワシも若い頃外の世界へ飛び出たモンじゃ」


するとジジイは急にニヤケ顔になりながらこう言った

「外の世界はの女は様々な味わいがあるぞ」

俺もニヤケながら

「ヘェ〜」

「この里は貧乳しかおらんじゃろ?気を練る前に乳を練れってのぉ外の女はええぞぉまずデカイそれにあの締まりの良さと言ったらのぉ滾るわい」


「自慢げに語ってる所悪いんだけどさ後ろ見てみ」


「貴方ちょっとこっち来なさい」


「………………はい」


「鉄斎外で五時間程修行して来なさい今夜は肉よ」


「ハイ」


帰ると親父は吊るされてた

「おかぇりぃ」


「おう」

合掌







むさ苦しい回でしたが、そのうちヒロインを出さるハズ

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