二次元世界の囚人
こんにちは、葵枝燕です。
以前どこかで書きましたが、私は漫画やアニメが大好きです。もちろん好き嫌いはありますけれど、次期アニメのチェックをしたり、グッズを買ったりするようになってからは、もう後戻りはできない気がしています。自分でもたまに引くときがありますけどね……程々にしないといけません。
この詩は、そんな私の戯れ言です。
どうか、どん引かないで、「あぁ、こういうやつもいるのね」って気分で読んでいただけると嬉しいです。
興味本意で
片足を突っ込んだ世界は
いつしか
後戻りさえできないほど
底無しの泥沼のように
私を逃がしてはくれない
抗えば さらに深くへと誘う
逃れようと足掻けば足掻くほど
絡めとるように
私を放そうとはしてくれない
いっそ諦めてしまえば
この世界に染まってしまえば
楽になれるのだろうか
甘美で魅力的
しかしここは
決して認められはしない世界
ズブズブと
私を飲み込むこの世界に
居続けることの危うさを
いい加減
理解しなければならないのに