8話引っ掛かったな!
馬車を直したのはいいが馬がいなかった。
「あの馬がいませんよ?どうするんですか、馬」
「しょうがないじゃないか、心の声で村に向かった事にしているから」
「知りませんよ!!自分の中で進ませないでください!」
「はあ、あいつを呼ぶか」
「はい?あいつって?」
「サクラ、そこに居るとあぶないぞ?」
「え?何するんですか?!待ってー!」
「でーてこーい」
「ほんぎゃ!」
魔法陣が展開されでっかい馬がでてきた。
サクラがギリギリの所で逃げた。
「カリネさん!!わざとでしょ!?」
「イヤ、ベツニ」
「なんで片言なんですか!?」
「モトモトデスヨ、ハッハッハ!」
「違いますよね!あなたさっきペラペラと喋っていたじゃあないですか!!」
「ペラペラ (サクラの胸って意外に大きいよな)」
「カリネさん!そんな目で見てたんですか!ってなんで分かるの私!」
サクラがぜえぜえっと頑張ってツッコミをしたところで
「久しぶりだなペガ」
「ブルブル、ヒヒーン!」
「おうおう、元気だな」
ペガにヒモを着けてと、
「サクラ、あとおじさんとエイラちゃん馬車に乗って」
「分かりましたよ!」
サクラ達が馬車に乗ったところで出発だ!
「行け、ペガ」
「ヒヒーン!」
調子がいいようだ。
こうして、賢者一行はやっと村に向かったのであった。