1話町に戻って
魔王を倒した俺達は町に戻った。
「おい!勇者達が帰ってきたぞ!!」
その一声から町はわーっと沸き上がった。
パレードが始まった。
「「「キャー!勇者様ー!!」」」
勇者は町の女達からキャーキャー言われている。
一方女達は
「カトリア様ー!」
相変わらず女にモテる凛々しいカトリア
「俺と戦ってくれー!ナーディ!!」
男からモテるというか戦いを申し込まれるナーディ
「聖女様ー!」
「小悪魔様ー!」
双子は姉 セリナは回復魔法で色んな人を治してきた事で聖女と呼ばれ、妹のマリナは魅力的な体から
小悪魔と呼ばれている。
そして俺は…
「誰だっけ?」
「なんだ、勇者と一緒にいるなんて許せんな!」
なんて言われている。虚しい。
そうこうしているとお城についた。
王様に功績をたたえられ報酬を貰う、それで終わりのはずだっだが!
「よく来た!勇者達よ、そなた達の功績をたたえ地位と報酬をあたえよう!」
「ありがとうございます!」
「フム、まずは勇者!そなたにこの王の地位を与える!」
なに!アホかこの王様は!
「ありがたき幸せです!」
「やったわね!」
「よかったわね!」
はあ、女どもは勇者が王様になった事に喜んでやがる
そのあと女達は高貴な貴族ぐらいな地位を貰っていた。
んで、俺だが、
「えー、賢者どのには「いらん!!」…え?」
俺も地位を貰うことになっていたようだが、これから山に籠るんだ。
地位はいらない。
「どうしてだよ!!」
勇者は怒っていた。何故怒る?
「そうだよ、地位を貰うなんてどれだけ凄い事か」
「なんでですか?」
「貴様はどれだけ名誉な事かわかっているのか!?」
女達は勇者と一緒に言ってきた。
「よく聞けよ?俺はこれから山に籠るんだ、だから地位はいらない」
「はあぁぁぁ?!なにいってんのよ!あんたが山に籠れる訳ないじゃない、弱いんだから!」
双子の妹の方マリナがバカにするように言ってきた。
「そうですよ!町に住んでいた方が安全ですよ?」
俺別に魔物を倒しに行くわけじゃあないから!
勇者が前に来て
「わかった、だがこの後のパーティには出てくれ」
「…わかったよ」
俺はパーティに出席した。