15話も、もしかして
「止まれ!この」
「ヒヒーン!」
ペガを槍で抑えられている
「何やってるのよ!早く調べなさい!」
「「「はい!!」」」
女は手下をムチで叩いていた。
魔法部屋から出た俺は部屋を閉じ身を隠していた。女あわせて、1、2、3
7人だな、女は顔が鎧で隠している 。他は鎧を着ていないな、
あの女の手下?ども真っ黒で角が生えている。タイツか?あいつらタイツを履いて真っ黒になっているのか?
「そこのお前!手を上げろ!」
背後に槍を突き付けられた。
ちっ、バレたか。
ゆっくりと手を上げた。
「よし!そのまま馬車から出ろ!」
言われたように馬車から出た。
「小悪魔様、男が一人いました。」
「そう」
小悪魔?・・・もしかして
「久しぶりね、賢者カリネ」
カチャ!女が鎧を外した。鎧の中でまとめていた髪がばさっとおろした。
あ、あのくるくる髪
「久しぶりだな・・・「マリナよ」そう!マリナ!」
「あなた昔旅をした仲間だってのに名前を忘れるなんて」
マリナがあきれた感じで言った。
「いやぁね!皆は覚えているんだけどお前だけがね?」
「なんで覚えてないのよ!」
もぉー!と怒ってらっしゃる。
「とにかく賢者カリネ!覚悟しなさい!」
びしっ!と指をさした。んで俺は
「ところでさ、なんであの小悪魔と組んでるの?」
マリナを無視して手下のほうに話をしていた。
「こらー!私を「あ、それはだな」下僕共も反応するな!」
なんだよ、せっかく話をしてるのに
「なんだよ?」
「なんだよじゃないわよ!覚悟しなさいって言っているのよ!」
またびしっ!と指をさしてきた。
「こらっ!人に指をさすなって親から言われなかったのか?」
「あっ、ごめんなさい…じゃなくて!もう」
あ、なんか泣き始めた。
え!俺が悪いの? 周りの手下の奴に目を向けたらあーあ泣かしたって顔になっていた。
賢者は小悪魔を宥める事になった。