一章登場キャラクター資料集
こんなの作ってみました。
・エリスリーゼ 種族 生きた人形
職業 魔王/呪術師 Lv 300
大陸の北にあるアライラという土地を治めている。首都は人形の庭。
死霊系のモンスターアバターで主に呪いの魔法で戦う魔法職。
呪いの魔法は大ダメージの魔法は少ないが、状態異常を付与する物が多い。
アバター自体が《魔英伝》内でも激レアな存在で、生きた人形のその容姿と相まって人形姫と呼ばれている。
また魔法職でもあるが、アバターの恩恵で魔法使いとは思えないほど防御力が高い。
現実では親との関係が悪く、学校にも行かずに引きこもっている。
この世界に来てからは楽しく生きてる。
甘い物が大好きで、ミリーゼの作ったお菓子が特に大好き。
割と見境がなく、そのせいでゲーム時代に《呪いの大地》を作り上げた黒歴史がある。
ゴスロリ服が趣味で、自分の着る服は全てミリーゼに頼んでフリルがふんだんにあしらわれた物が多い。
最近の悩みはベットがフカフカしすぎて寝つけないこと。
・ミリーゼ 種族 小人
職業 侍女長/錬金術師 Lv 250
エリスリーゼとは《魔英伝》のβ版からの付き合いで、彼女が魔王になる時に城の設計から町の設計などを手掛けた。現実では建築士の資格を所有している。
物作りが好きなことと凝り性な性格が重なり、ゲーム時代では重度の生産マニアでとにかく何でもかんでも作っては試していた。
また現実では190cmオーバーの大柄な女性だったため小さく可愛い娘が大好きで、自分のアバターはゲーム中では小さな種族を選択している。
可愛い娘を着せ替え人形にする癖がある。そのための服はもっぱら自作である。
近頃はいろいろなアイテムを使った実験が楽しくて仕方がない。
最近の悩みは身長が低すぎて高いところに背が届かない。
・べんけい 種族 獣人
職業 将軍/なし Lv290
エリスリーゼとは面識がなく、ミリーゼによって召喚された。
元々はどこの国にも所属せずに、攻略サイトを運営しているギルドにのみ所属。
そこでは戦闘系のスキルや武器スキルの習得条件や能力などの情報収集を担当していた。
そのおかげで武器の熟練度がMAXとなっている物が7種類ある。
戦争にはたまに参加する程度で、普段は初心者の面倒を見たり1人で狩りをしたり、ギルドのメンバーとのんびりしていた。
アバターがエリスリーゼ程ではないが、そこそこのレアアバターでアバターのボーナスによって攻撃力や素早さ、タフネスがずば抜けて高い。
最近の悩みは仰向けに寝たいのに尻尾が邪魔なこと。
・ロンダル 種族 ダークエルフ
職業 執事 Lv53
ゲーム時代にエリスリーゼの仲間の一人が作ったNPC。
かなりのイケメンに作られていて、ゲーム時代は男性陣から「ロンダルは爆発しろ」と妬まれていた。
城の維持のために作られたため、戦闘系スキルは覚えていない。
エリスリーゼやミリーゼを崇拝しており、その友人であるべんけいにも礼儀正しく接している。
最近の悩みは歳のせいか腰が痛くなってきたこと。
・レドル 種族 ダークエルフ
職業 兵士見習い/剣士 Lv22 ⇒ Lv33
ロンダルの息子。
父親であるロンダルを尊敬しているが、いきなり現れてロンダルに頭を下げさせた(レドルはそう思っている)エリスリーゼたちには、あまりいい感情を持っていない。
リジュのことが好きだが、ヘタレのため告白できない。
最近の悩みはリジュが可愛らしい恰好でいるため、他の男の視線がリジュに向くのではないかと思っている。
・リジュ 種族 ダークエルフ
職業 薬師見習い/錬金術師 Lv8 ⇒ Lv14
村の薬師の孫で、祖母から薬師としての手ほどきを受けている。
初めてエリスリーゼを見たときに、その美しさに女神ではないかと思った。
エリスリーゼの強さに憧れ、少しでも彼女の役に立ちたいと考えている。そのためやや暴走気味。
現在はミリーゼからかなりきわどい服を着せられ、その恰好でいることに恥ずかしさを覚える。
現在の悩みは隙あらばミリーゼの着せ替え人形にされてしまうこと。
・ローレ・ル・ナハティア 種族 ヴァンパイア
職業 第二王女/炎魔導師 Lv12
《ナハティア》の第二王女。
感情の起伏が乏しく、いつも気怠げな表情をしている。
やる気がないような印象を受けるが、これと決めたならどんな困難があってもやり通す意思を持っている。
お姫様だけあって礼儀作法は完璧である。
・クライス・ラ・ナハティア 種族 ヴァンパイア
職業 第一王子/魔法剣士 Lv67
《ナハティア》の第一王子。
中性的な美貌と鋭い瞳によって冷たい印象と、相手を魅了する妖しい魅力に溢れた男性。
病に伏せている国王に変わり、国のかじ取りを行っている。
文武両道を信条とし、ただ守られることを良しとはしない。
・ルナリア・リ・ナハティア 種族 ヴァンパイア
職業 第一王女/治癒師 Lv28
《ナハティア》の第一王女。
優しげな瞳と女性的な身体つき、長く緩やかなウェーブのかかった髪が相まって女神のような印象を与える。
それゆえ、《夜の宝石》と呼ばれている。
妹想いでついついローレを甘やかしてしまう。
最近はべんけいのことが気になっており、そのことでミリーゼにからかわれている。
・ガルド・リージュ 種族 ヴァンパイア
職業 騎士団団長/重剣士 Lv132
老いを感じさせないほど鍛えられた肉体に、重量感のある全身鎧を着込み、巨大な大剣を背負っている。
その威力は見た目に違わず高く、大抵の者は吹き飛ばすことから《豪剣のガルド》と呼ばれている。
べんけい相手には手も足も出なかったが、実力的にはかなり上である。
また騎士団長を務めるだけあり、軍を率いた戦いもかなりの腕である。
孫がおり、孫の前ではただの孫馬鹿に成り下がる。
―――――――――――――敵――――――――――――――――
・ヘルマン・ガラード 種族 ヴァンパイア
職業 公爵/氷魔導師 Lv5
美形ぞろいが多いヴァンパイアの中で、ちびデブ。
傲慢で他者を顧みない性格のため、本来は公爵を継ぐことはなかったが、計略によりその地位を奪い取った。
ローレを一目見たときから気に入り、自分の物にしようと考えている。
カレルにより異形の姿にされたが、べんけいに腕は焼き斬られたうえに、エリスリーゼの魔法に喰われて消滅してしまった。
・カレル 種族 不明
職業 不明 Lv不明
光陣営からやって来た男。
ヘルマンを甘い言葉で誑かし、自分の意のままに操っている。
非常に慎重な性格の為か、自分の存在を決して公にはしない。
ようやく10万字突破しました。
次回から二章に入ります。