*第一話*「近づいた代償」
どうも初投稿です
つい3ヶ月前まで高校野球をしておりました^^;
甲子園まであと一歩で行けませんでしたが新たな夢をここで掴みたいと思います!(どこで血迷った)
雅哉「くあぁ〜〜〜・・・・。」
俺は久保田 雅哉高校3年生だ。
今はLHRだ。
鈴木「雅哉・・・・もっと遠慮しろよ・・・。」
雅哉「うぃ〜す。」
この人は鈴木 淳平さん、新任教師で担任。多少のかかわりがある。
・・・・授業は・・・ヒマだ。
ちなみに1,2年時の両方共進級最終試験(追追追試験)でギリギリ進級している。
・・・・・別に俺は高校なんて通おうとも思わなかった。
健太「はは、相変わらずお構いなしだな。雅哉。」
こいつは菅野 健太。俺の小学校からの幼馴染だ。
それともう一人。
あそこにいる女子、それがもう一人の幼馴染の横須賀 遥だ。
こいつと健太は俺が小学校入学前に神奈川に引っ越してきた時家が近所で知り合った。
それから幼馴染としてずっと付き合ってきた。
俺は中学のときは多少名の通った不良であった。
だが当時の俺をこいつらが一生懸命俺を学校に誘ってくれた。
今は二人のために通っているといっても嘘ではない。
・・・・それともう一つ理由がある。
俺は高校からだが遥のことが好きになった。
だから今この時を一緒に過ごしたいために通っている。
チャイムが鳴り授業終了を知らせる。
雅哉「くぁ〜〜・・。終わった終わった。」
健太「帰るか。」
雅哉「そうすんべ。」
遥「雅哉〜、かえろ〜!!」
そう言いながら遥がこっちへ来る。」
雅哉「お、おう。」
遥「あれ?顔赤いよ?ダイジョブ〜?」
そういい顔を近づけてくる遥。
言ってみれば遥は学校でも有名な美少女で人気も高い。
そんな奴に顔なんて近づけられたら・・・赤くならざるおえないだろ。
遥「本当大丈夫?熱ある?」
雅哉「大丈夫!大丈夫だから!ほら、帰るぞ!」
周りから痛い視線が来るが・・・・。
辺りを睨み回すせば・・・ほぅらこの通り、皆目を伏せてしまいましたね☆
俺の中学の頃を知ってる奴が多いようでやりやすい。
健太「・・・・・。」
雅哉「ん?健太、どうかしたか。」
健太「あ、ああ。何でもないさ!はは。」
雅哉「?」
雅哉「まぁいいか、帰ろうぜ。」
遥「も〜、そんなことないよ!何でそんなこと言うの!」
雅哉「はは、悪い悪い。」
健太「・・・・・・。」
雅哉「どうした?健太、さっきから変じゃないか?」
健太「ぁ、ああ。別になんでもないぞ。」
本当かよ・・・。
雅哉「本当に大丈夫か?」
健太「大丈夫だと言っているだろう!」
健太の大声で俺と遥が驚く。
それはそうだ。生まれてこの方健太の大声など聞いたことなどなかった。
いつも冷静な健太が・・・・。俺そんな気にさわることしたかな・・・。
健太「・・・・すまない。」
その後数分間の沈黙が続いた・・が、
健太「じゃぁ俺はこっちだから。また明日な。」
雅哉「ああ、お疲れ。」
遥「またね〜、健太。」
ちょうど健太の家への分かれ道だった。
俺たちの家もここから5分くらいだ。
俺はそのまま帰ろうとした。
その時遥に呼び止められた。
遥「ねぇ・・・。」
雅哉「あん?何?」
遥「ちょと・・、今から遊びに行かない?」
ぇ、それってまさか。
雅哉「ど、どこに?」
遥「駅前・・・とか。」
雅哉「べ、別にいいけど・・・。」
遥「本当?やったぁ!」
そう言い笑顔になる遥。
・・・・かわい。
その後俺らは遊びに行くことになった。
遥「雅哉、これどう?」
遥「ぉ、いいじゃんそれ!それにしようぜ!」
遥「うん!すいませ〜ん。これください。」
俺たちは今駅前の携帯ショップに来ている。
遥がお揃いのストラップが欲しいと言ってきたのだ。
・・・・喜んで買わせていただきます。
遥「はい!これ雅哉の分ね!」
そう言うと俺にウサギのような何だかわからない物を渡してきた。」
さっきは適当に相槌うったけど・・・何だこれは・・・。
センス・・・ねぇな・・・。
そんなところもカワイイな。
まぁ言ってみれば俺は遥もベタ惚れなわけで。
今俺的にありえないぐらい顔がフニャフニャしてると思う。
多分俺に恨み持ってる不良が来たらヤバいだろうね。
駅前なんか俺が中学の時シメてたところだからなぁ・・・恨み持ってるの多いだろうね。
会わないことを願いましょうか。
雅哉「で?この後どうする?」
遥「・・・・ねぇ、一つ・・聞いてもいい・・?」
雅哉「お、おう。別にいいぞ?」
遥は一回深呼吸して聞いてきた、
遥「雅哉って・・・好きな人とかって・・・いるの?」
急にそんなことを聞かれたもんだから心臓が跳ね上がった。
雅哉「す・・好きな人・・か?」
遥「うん・・・好きな人・・。」
言うか?言っちまうのか?俺。
いや、ここで言うしかねぇだろ!覚悟決めろ!
雅哉「実は・・俺・・・お前が・・・。」
そのとき遥の携帯が鳴った。
なんだよこんな時に・・・・。
遥「あ、お母さん?ぇ?う・・うん。うん。はい・・・わかりました・・・。」
雅哉「何がどうした?」
遥「遊んでないで早く帰ってきなさいって・・・ごめんね。」
雅哉「い、いやいいって。」
遥「うん・・。」
そして少しの沈黙。
雅哉「・・・帰ろっか。」
遥「うん。」
そして俺たちはそのまま何も話すことなく帰った。
今日は遥と二人で登校する。
いつもは三人で登校するが何せ昨日の今日である。
健太には気まずさがあったのかもしれない。先に行ってくれと言っていた。
だが俺は今このタイミングが遥に言うチャンスだと思った。
さすがに登校時間だけに人目にかかることはできないが。
雅哉「なぁ・・・遥。」
遥「何?どうしたの?」
雅哉「今日の放課後・・・・少し残ってくれないか?」
遥「・・・え?」
雅哉「言いたい・・・・ことがあるんだ。」
遥「・・・うん。わかった。」
そう言い顔を赤くして下を向く遥。
少し勘付いたのかもしれない。
俺も言い終えて少しホッとした。とその時。
健太「よう。お二人さん。お待たせ。」
ええ。そりゃしましたよ。びっくり、ええ。
健太「どうした?俺の顔になんか付いてるか?」
雅哉「いや・・・、急でびっくりしたし・・それに先行っててくれって。」
健太「む、寝坊したんだ。すまんな。」
左様ですか・・・。
雅哉「いや、別にいいよ。」
遥「ほら、二人とも。早くしないと遅刻するよ〜。」
雅哉「ああ、そうだな。悪い悪い。
全授業終了を知らせるチャイムが鳴る。
遥「雅哉、私職員室に呼ばれたからちょっと待ってて。」
雅哉「お、おう。わかった。」
ああ、いよいよか・・・。
今日俺は遥に告白する。
・・・・だがやっぱり緊張する・・・。
人を好きになって告白するなんて初めてだからな・・・。
思えば俺は小学生のころからひねくれてたからな・・・。
中学になったら女なんか勝手に寄ってきた。
別に相手になんかしなかったが。
だがどうだ・・・。
喧嘩天下の俺が女一人でこうも弱くなるとは・・・。
恋愛恐ろしいです・・・。
ゴチャゴチャ一人で考えてる間にクラスには俺一人になってた。
まぁそっちのほうが都合がいいので助かるが。
あとは・・・・遥が来るのを待つだけか。
俺は無人のクラスで永遠とも思える数分間を待っていた。
と、その時ドアが開いた音がした。
俺はそっちのほうを勢いよく見た。
健太「何だ・・・まだいたのか?」
雅哉「何だ健太か。」
健太「おや?何か残念そうだな。失礼だったかな?」
雅哉「い、いや。そんなことねぇよ」
それにしても何だ・・・?
健太の後ろに・・八人いるが・・・。
雅哉「それよりどうした?」
健太「いや何、もしかしたらと思ってな。」
雅哉「?」
健太「お前・・・遥に告白するつもりだろう?」
な・・・なんでそんなこと。
雅哉「な・・・なんで。」
健太「お前の遥への態度は好意のものだし、放課後に呼び出したら他に無いだろ。」
さすがに健太だな・・・。昔から人の心を読むのはうまい・・・。
雅哉「ま、まぁそういうことだ。初めてなもんですげぇ緊張してるんだけどな。」
健太「フッ。」
雅哉「ははは。」
健太は笑ったかと思うとすぐさま強い目線を向けてきた。
健太「ふざけるな。」
雅哉「はは・・・・・え?」
健太「ふざけるなよ。」
雅哉「・・・・健太・・・?」
予想外の答えてにしどろもどろになる。
健太「お前が遥と?笑わせるなよ。」
健太「お前と遥が付き合えるわけ無いだろう。」
雅哉「な・・何言って・・・。」
健太「お前の頭じゃそんなことも考えられないのか?」
健太「自分の立場を考えたらおのずと答えは出ると思うがな。」
雅哉「どういう・・・意味だよ・・?」
健太「フッ。やっぱりそんなこともわからないのか。いいだろう言ってやる。」
本当はわかっている。でも・・・それを考えてしまったら・・・。
健太「お前は不良だろうが。そんな奴が遥と付き合えると思うか?」
やめてくれ・・・。
健太「ハッ、笑わせるな。お前に何の価値がある?」
やめてくれよ・・・。
健太「俺らがいなければ何もできない奴じゃないか。」
・・・・やめろよ。
健太「お前はクズだろうが。そんな奴が何を勘違いしたんだ?」
やめろ。
健太「そんな奴に好意を持たれて張るかも迷惑してるだろうな。」
・・・お願いだ・・・。
健太「まぁ張るかが告白されて気を悪くしたらかわいそうだからな。まぁそういうわけで。」
健太「んじゃ、やれ。」
健太のその一言で周りにいた奴らが俺のことを囲む。
健太「まぁそいつらはお前の存在を気に入らないって思ってるやつらだ。」
健太「まぁ可愛がってやれよ。まぁ可愛がられるのはどっちかわからないけどな。」
健太が言い終えると次の瞬間いっせいに俺に襲い掛かってきた。
ド素人ですみません^^;
ちなみにこれは授業中に書いたものですw野球部何やってんのw
ド素人なので書き方や内容など本当に見苦しいかもしれません
批判など大いに受け付けます。というかしてください!
叩かれた分だけ人は伸びると野球部時代に学びましたので!