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ズキッズキッ!
これ以上は触れてはいけない雰囲気を微かに感じたのかみほはそれ以上は宮島君に何も言わなかった。
(キンコンカンコーンッ!)
あっという間に怒涛の1日が終わった。
「嵐君!!一緒に帰ろう!」
廊下から女の子の甲高い声が聞こえてきた。
すぐさまその声に反応して私が廊下を見ると、、、
女の子と2人で仲良く帰って行く九条君の姿が見えた。
ズキッズキッ!
また、、、胸がキュッとなる、、。
あからさまにテンションがタダ下がりの私、、、
「何だよ?!あれ、、、。春乃さんと付き合ってるのに!!春乃さんも何も言わなくて良いの?!」
「宮島君、、、」
「ちょっとー!!宮島君の方が熱くなってんじゃーん!!」
みほがまた宮島君に余計なことを言っていたけれど、今の状況にどうして良いかも分からず何も出来ない自分にただただ無力さを感じていた。




