勝利?
報告12/14
この話は説明回です。
改稿済みです。
「悪いな、カイン。体を貸してもらって。」
大丈夫だ。
「体を返すぞ。」
「……ちゃんと戻った。」
俺は手足を動かし、調子を確認する。
『それはよかった。』
『で、何故あんたが急に目覚めたんだ?ミミックさん。』
『ミミックでいいぞ。詳しく話すと長くなる。改めて今度話すとして、今、要約するなら、力を失った俺はこの魔剣に魂を封印して、生きながらえてきたんだ。まぁ、昔の体になることもできるが。』
『は?じゃあなんで俺の体を借りたんだよ。しかも、俺が魔神と戦おうとした直前に目覚めるし。』
『なんでそのタイミングで意識が戻ったのかは俺もわからん。体を借りた理由だが、魔神…ロンギヌス同様に、俺も少なからず力を失っている。回復には時間がかかる。だが、お前の体なら魂の力だけならフルで使える。』
『ほう、そうなのか。ところで、今の俺のステータス、どういう状況?』
『多分、レベルが上がり切ってないだけだ。レベルに魂が馴染むのにも多少の慣れがいる。数万レベルも一気に上がったら魂との中和に時間がかかる。』
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カイン
年齢 7
性別 男
種族 人
職業 廃人
状態 健康 全ステータス低下 レベル低下 スキル封印 魔法封印 ゲームメニューにより経験値共有化 成長途中
武器 神銅牙剣 ヒタト
龍魔剣 イビルドラゴン
真紅の魔大剣 ミミック
装備 聖魔のコート
真紅の魔服 ミミック
幻影の仮面
レベル 1→2→4→24……
HP 1→22→68→870……/1→22→68→870……
SP 1→22→68→870……/1→22→68→870……
魔力 1→22→68→870……/1→22→68→870……
スタミナ 100%
力 1→22→68→870……
敏捷 1→22→68→870……
防御 1→22→68→870……
精神 1→22→68→870……
知力 1→22→68→870……
器用 1→22→68→870……
運 1→22→68→870……
[スキル]
{実技系}
毒粘糸
原子操作
結界術
空間操作
力溜め
粉砕撃
{バフ系}
武闘術
錬成加工
詠唱破棄
必要魔力超大幅軽減
魔法威力超強化
全属性強化
攻撃超強化
身体超強化
[エクストラスキル]
{実技系}
龍王覇気
心眼
超速反応
看破
神駆
属性個装
龍武鎧鱗
闘龍化
{バフ系}
超速成長
量子攻撃無効
霊子攻撃無効
絶対切断
絶対貫通
絶対防御
逆鱗
{その他}
偽装
思念支配
万物感知
[ユニークスキル]
{実技系}
真贋覚似
{バフ系}
神速再生
神速回復
神速魔力回復
無限の成長
{その他}
万象眼
[ゴットスキル]
{実技系}
殺奪之王
{バフ系}
神智の叡導
[固有スキル]
超越
[魔法]
火魔法
爆発魔法
光魔法
回復魔法
支援魔法
神聖魔法
水魔法
氷魔法
雷魔法
風魔法
幻影魔法
土魔法
重力魔法
闇魔法
暗黒魔法
付与魔法
刻印魔法
結界魔法
空間魔法
時間魔法
破壊魔法
{合成魔法}
嵐魔法
爆炎魔法
{種族魔法}
龍魔法
疾風魔法
[称号]
古代龍王の討伐者
勇者
[加護]
創滅神/a-# レベル10
スキルポイント 2047
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レベル、スキルポイントは絶え間なく上昇し続けている。
早めにレベル1から抜け出せたのは良かった。
だけど、ほとんどのスキルは使えないままだ。
殺奪之王▽
レベル-
殺奪:殺したモノの全てを奪う。奪い取った情報は【殺奪】内に保存され、いつでも復元可能。
殺戮世界:空間内を支配する。生死の掌握に特化している。
神智の叡導▽
レベル-
並列演算:自分とは別に思考し最適解を導き出す。
神速演算:【並列演算】の性能が超大幅に上がる。
叡智:世界の法則に作用し、あらゆる事柄を把握する。
仮想世界:状況の把握に特化した空間を作り出す。
万象眼▽
レベル-
万象表を見ることができるようになる。
超越▽
レベル-
ステータスの倍増、相手への耐性を無視することが可能となる。
『マスター。私もいますよ。』
『え?何でいるの?』
『私のスキルが進化したため、拘束から解放されました。申し訳ありませんが、いまだに弱体化の原因は掴めていませんが。』
『いや、サータがいるだけですごい助かる。解放にはもっと時間がかかると思ってたから嬉しいよ。』
『ありがとうございます。』
『で、サータ、スキルもステータスも奪えてないのはなんで?』
『魔神は生きてますから。』
『サータの言う通りだ。魂を殺す【殺奪】の力でも、あいつは無効化して、蘇れる。あいつは滅びの王だ。死という滅びすら改竄出来る。……あ、それと、これからたまに会話に口出すから。よろしく。』
『よろしくって……。剣だし、衣食住はいらないよね?』
『必要ない。』
『サータ。じゃあ、なんで、【超越】を獲得したの?』
『魔神は死んでいないとはいえ、魂の損傷には成功しました。それにより、魔神の劣化版のスキルの獲得に成功しました。また、ミミックが目覚めたことにより、【殺奪】も進化しました。』
『この、【殺奪之王】ってのは、殺した相手のスキル、ステータスを全て奪うってこと?』
『それだけではなく、称号、記憶、身体、全て奪えます。そして、マスターのステータスに反映させなかった、身体、いらないスキルや記憶といったものは、【殺奪】に保存しておき、必要になったときに使うことができます。』
『あー、それでミミックはドラゴンの翼を使ってたのか。』
『あれはミミックのスキルですが、概ねその認識であっています。』
『じゃあ、ミミックも進化したの?』
『はい。真紅の魔大剣となりました。ステータスはこちらです。』
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真紅の魔大剣 ミミック
種類 魔剣、邪剣
階級 創世級
[スキル]
剣術超大幅補正
自動修復
[エクストラスキル]
同装備顕現
不壊
[ユニークスキル]
不滅の刃
鋸歯
[ゴットスキル]
奪擬之王
[奥義]
紅残斬
反転
紅殺
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真紅の魔服 ミミック
種類 魔服
階級 創世級
[エクストラスキル]
自動修復
不壊
[ゴットスキル]
魔剣之守護
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スキルが全体的に強化される代わりに、血を操るスキル、奥義が消えた。
また、自我を失う等のデメリットのあるスキルも消えた。
『クエッション。【破壊不可】と【不壊】の違い。』
『【不壊】は【破壊不可】の上位互換です。また、どちらも破壊不可能などというな前のスキルですが、正確には耐性のようなもので、壊れにくいだけです。それでいうと、マスターの【量子攻撃無効】も上位のスキルがありますし、無効化しきれない攻撃もあります。』
『ほー。それにしても、ミミックなんて使い始めて間もないのに進化しちゃったなー。』
『そろだけ俺がすごいってことよ。』
『こちら、ミミックのスキルです。』
鋸歯▽
レベル-
傷を悪化させる、再生を妨害する、量子、霊子を破壊する、ダメージを上昇させる。
【不滅の刃】は刀身が壊れにくくなり、壊れてもすぐに再生するというものだった。
奪擬之王▽
レベル-
簒奪:殺した相手の事象を全て奪う。
保存:【簒奪】した情報を保存する。、
擬態:【保存】から情報を取り出し完璧に復元する。
複製:【保存】内の事情報を完全に複製し、【保存】しておける。
魔剣之守護▽
レベル-
擬態連携:【奪擬之王】を自身も対象に発動出来る。
量子攻撃無効:量子攻撃のダメージを無効化する。
霊子攻撃無効:霊子攻撃のダメージを無効化する。
星幽体攻撃耐性:星幽霊体への攻撃に耐性を得る。
ダメージカット(5%):被ダメージを5%軽減する。
治癒力:再生速度を5倍にする。
あれ。
【異常状態無効】がない。
『【異常状態無効】は、【量子攻撃無効】、【霊子攻撃無効】に含まれます。量子とは、原子よりかも小さな、物理要素を構成するもので、霊子は魔素よりかも小さな、魔法的要素を構成するものです。そのため、毒などによる異常状態は量子攻撃に、魔法による異常状態は霊子攻撃に含まれます。そのため、マスターのステータスに【異常状態無効】が残っているのは、処理の量にも余裕があるため、一応残してあるだけです。』
『な、なるほど。あれ、処理の量って?』
『スキルが増え過ぎてしまうと、廃棄か統合せざるを得なくなります。それは、スキルが多いことにより、処理の量が増えてしまうからです。』
『そうなのか。なんで?』
『処理が重くなるということは、発動までの時間が長くなるからです。』
『パソコンで無駄なアプリ入れまくって、タブを開きっぱなしにしてたら、たまにカクついたり、読み込みが遅くなる、的な?』
『そういうことです。』
『確認することって、これで終わり?』
『はい。レベルが上がりきったらお伝えします。』
解説12/13
これから、獲得可能スキルの欄を消します。あってもなくても変わらないので。
固有スキルに○○系はないです。
ミミックはこれでしばらく進化しません。




