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殺奪  作者: 夏野
学生編

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35/318

模擬戦

改稿済みです。短いですが、これ以上長くするとキリが悪いので、すみませんが短いままいきます。


修正点11/21

【身体強化】、【縮地】の性能を調整しました。【身体強化】は倍率の変更と常にステータス上昇効果を追加、【縮地】は消費魔力を記載しました。


解説11/21

9:00授業開始

9:50授業終わり

10分休み時間

10:00授業開始

12:50四時間目の授業終わり

1時間半昼休憩。昼食以外の行動、外出も可能。

14:20五時間目開始

15:10授業終わり

15:20授業開始

16:10全授業終了

16:10~帰宅、部活、自習等

「よし、カインは俺と模擬戦するぞ。」


『ソレード、勝てよ。』


「おう。」


白虎がソレード先生を応援する。


「先生、木刀でやらないんですか?」


「つまんないだろ?それに、木刀じゃあ俺が勝っちまう。だが、真剣ならお前の剣の方が優れているから、どうなるかわかんないだろ?」


「えぇ、その通りですね。」


俺は装備もミミックへと替え、ヒタトも取り出す。


右手にミミック、左手にヒタトを持つ。


さらに、自身に〈支援魔法〉をかける。


そして、ステータス上昇のスキルを発動させる。


「ほぅ、多少はマシになったな。」


「マシですか?後悔しますよ?」


俺は【龍王覇気】を全開にする。


『それは龍王のみ使えるスキル……。』


「これでも一昔前は大剣使いの剣聖と名を馳せてたんだぞ?色々あってSランク冒険者から教師に成り下がったが、実力は衰えちゃあいねぇ。新参者に負けるかよ!」


先生が一瞬で俺の前に跳躍した。


【縮地】の類か。


俺はヒタトで先生の剣を受け流す。


そのままミミックを縦に振り下ろす。


「甘い!」


先生の剣の起動が不自然に曲がり、甲高い金属音と共にミミックを受け止めた。


この感覚…力のステータスが負けてるな。


先生は下からミミックを受けたのにも関わらず、俺のミミックを押し返してきた。


ミミックの力は擬態。


その情報がない以上、ミミックは特別な力のない高性能の剣でしかない。


しかし、ヒタトもアクティブスキルはない。


【紅血の牙】の効果で先生に傷を負わせられれば多少は強くなるが、大幅な強化には繋がらない。


「【一刀両断】ッ!」


奥義……いや、スキルか?


先生の大剣にオーラが集まっていく。


そして、先生はそれを力任せに振り下ろした。


すぐさま俺は〈支援魔法〉にて力を大幅に上昇させる。


続けてヒタトを【ポーチ】に仕舞う。


ミミックにて大剣を受け止める。


「ぐっ……」


空いた左手でミミックの刀身を押さえる。


しかし、ステータスの差が大きいのか、徐々に押されていく。


だが、ミミックは折れずに耐えている。


流石は天罪とか言われてるだけある!


「〈閃光(フラッシュ)〉、〈風圧(ウィンドプレス)〉!」


「くっ!」


目潰しを仕掛けるや否や、暴風を起こし先生を僅かに後退させる。


それに合わせ俺は後ろに【神駆】した。


「〈暗黒敏捷減少(ダークネス・スロウ)〉、〈黒煙(こくえん)〉!」


先生に〈暗黒魔法〉にてデバフをかけると同時に、黒い煙が立ちこみ始める。


〈黒煙〉は〈幻影魔法〉、〈水魔法〉の合成魔法で、ただの黒い煙ではなく認識阻害の効果がある。


もちろん俺の固有魔法。


「チッ、どこに行った!」


飛行(フライ)〉、〈存在迷彩(リゼンブル)〉、〈幻聴虚音(フェノメノン)〉、〈幻影魔法〉の〈魔力秘匿(スペルコンシール)〉を無詠唱で使う。


続けて【力溜め】を発動させる。


ーブンッー


先生が煙を断ち切った。


「何処に消えた!」


無論、俺は空中にいる。


『ほぅ、面白い。』


【属性個装】にて火属性をミミックに纏わせ、【超速反応】で認識速度を上げ、【毒粘糸(どくねんし)】で毒を纏わせ、【粉砕撃】を発動させ破壊力を上げる。


最後に、〈重力操作グラビティーコントロール〉で自身の重さを重くし、落下速度を上げる。


「〈魔法解除(アンチマジック)〉。」


姿隠しに使っていた魔法と〈飛行(フライ)〉を解除する。


「……空か!」


【力溜め】を解放し、ミミックに力を込めていく。


「【馬鹿力】、【全身全霊】、【一刀両断】ッ!!」


先生が上に向けて大剣を横薙ぎに振るう。


「【馬鹿力】、【全身全霊】、【一刀両断】。」


俺はそれらのスキルをコピーし、ミミックを上から叩きつけた。



「いてて……〈回復(ヒール)〉。」


俺は強化スキルを何個も同時に使った反動による筋肉痛を感じながら地面に落ちた時の傷を癒す。


「先生、生きてますか?」


「あぁ。面白い戦い方だった。」


先生は右腕を斬り落とされ、地面に仰向けに倒れている。


その元凶は俺なんだが。


『あああああああ!?わ、我の授けた武器が!練りに練って作った最強の武器が!貴様、どう責任を取るつもりだ!!!』


「戦いを挑んできたのは先生なので。責任は先生に。俺は自主練でよかったところを、無理矢理模擬戦させられただけなので。」


言い訳は大事だ。


『い、一理ある……。戦で武器を失うのは世の摂理でもある……が、わざわざ叩き折らなくてもいいだろ!』


先生の隣には半ばから折れた大剣が転がっている。


「〈神威状態復元セイクリッド・リカバリー〉。」


俺は先生の腕を再生させる。


「無事に治った。助かる。それにしても、さっき俺のスキルを真似たのはなんだ?」


「そういうユニークスキルを持っているので。」


「まさか上空から重力をも利用して強力な一撃を食らわされるとはな。いい作戦だったぞ。」


「ありがとうございます。」


「今日はお前を叩きのめすついでに実力を把握するだけのつもりだったんだが、すっかり盛り上がっちまったわ。」


「僕としても思いっきりストレスをぶつけられたので気持ちよかったです。」


『我の剣を返せええええ!!』


「今日は模擬戦をしたが、明日からはみんなと同じ指導をする。」


「はい、わかりました。」


ーキーンコーンカーンコーンー


「あ、カイン。大剣は折れたがスキルは使えるから、安心してくれ。」


「あー、白虎ですね。ありがとうございます。」


「じゃあこれで授業を終わる。武器は元の場所に戻して、整列してくれ。」



三時間目


「三時間目は言語学です。これも私が教えます。まず、皆さんのレベルを知りたいので小テストを行います。」


簡単な文法についてだ。


言語は全世界で統一されているため、地球みたいに複数覚えることはない。


文法も英語に似た感じで、日本語よりかも分かりやすい。



四時間目


「四時間目は数学です。これもまた私が教えます…何ですか!その嫌そうな目は!」


そう言いつつ先生はプリントを配る。


「では、常識チェックと皆さんの解き方の確認を兼ねて、初テスト行ってみましょう!……その目やめてください。」



ーキーンコーンカーンコーンー


「四時間目終了です。2時20分まで休憩時間です。時間を守り、街からでなければ、学園外で食べてきてもいいです。もちろん、お弁当や学食でもいいですが。今日は五時間目は公民をやるのでそのつもりでいてください。」

解説11/21

アクティブスキル…任意的に発動でき、強力な技を使ったり、ステータスを任意で上昇させたりするスキル。本作品では主に実技系、その他のスキルのことです。

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