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殺奪  作者: 夏野
学園生活編

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120/314

世界の仕組み(主に魔法)

ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。

総合pv30万、ユニークpv45000感謝感激雨霰!


久々のカイン視点での話。

もうリーシヤが主人公でもいいんじゃないかな。


一箇所魔法魔法…言ってるところがあるのですがそこは大変なので〈〉は省略させてもらってます。


設定集なので読まなくても問題なしです。


修正点

リーシヤのゲーム体験記⑥の精霊の種族スキルの耐性を変更。


注意点

【○属性耐性】≠【○属性攻撃耐性】

俺はみんなに言われるがままに世界を変えていっていた。


これだけを聞くと神か何かに聞こえるけど正確には俺のスキルで創った世界を先生、クロム、ミレア、ミーア、おまけで睡眠中のメラスの意見を取り入れていっていた。


他にもみんなの見たい部分にしたりリーシヤとの定期連絡と忙しい時間を過ごしていた。


まぁ忙しいのは俺じゃなくてサータなんだけど。


で、リーシヤとの定期連絡の仕事をクロムと交代したので完全に暇になった。


というわけで更にサータが忙しくなるが前々から気になっていた魔法について質問攻めすることにした。


『サータ、俺の訊きたいことは分かるよな?』


『勿論です。魔法について説明していきます。まず、魔法のレベルと位についてです。』


『レベルはスキルレベルと同じですね。高ければ高いほど魔法の威力が上がり必要な魔力も減少します。』


『位は下級とか中級の話ですね。これは特に意味はありませんが上級や最上位程威力は勿論、魔法陣の構造も複雑になります。』


『魔法陣は自分の魔力をそれぞれの魔法に合わせるためのものだっけ?』


『微妙に異なります。まず魔力にて周囲の魔素を集めて魔法陣を形成します。魔法陣を使う理由としてはそのまま魔力で魔素を集めて魔法にしようとすると大気で分散してしまうため必要な魔力が桁違いです。〈火炎球(ファイヤーボール)〉ですら100万ほどの魔力を使用します。』


『逆に言えば魔力に余裕があれば低位の魔法なら魔法陣無しで撃てるのか。』


『はい。それで魔法陣の約目ですが魔法陣を形成する魔素で魔力の分散を防ぎ魔法陣を通して各属性の魔力へと変換して魔素に属性を付与して魔法として形成させます。』


『そのため固有スキル:【属性魔力:○○】を持ってる場合その属性の魔法は魔方陣が要りません。』


『ミナ先輩の【属性魔力:氷】か。ということはミナ先輩は〈氷魔法〉と〈凍結魔法〉の魔法は魔方陣を使わないと。』


『その通りです。』


『そして詠唱とは魔法陣を通過した属性魔力を操り周囲の魔素に影響を及ぼします。その時に詠唱にてイメージを固めて魔素を変化させます。』


『そのため確固たるイメージがある、またはスキルの恩恵で詠唱を省略できる。それが【詠唱省略】と【詠唱破棄】です。』


『なるほど。他に覚えておいて方がいいこととかあるのか?』


『魔法の威力を上げる方法ですね。これには3通りの方法があります。1つ目は魔法を発動させる魔力を増やすことですね。』


『2つ目は魔法自体を変える方法です。例えば〈火炎球(ファイヤーボール)〉を〈大火炎球メガ・ファイヤーボール〉にすることです。威力としてはミニ<通常<メガ<セイクリッド=ダークネス≦ハイパーとなります。』


『3つ目は〈強化(リインフォースメント)〉と〈増加(インクリース)〉を使う方法です。この2つの違いとしては威力を上げるのかそのものを増やすかです。〈火炎球(ファイヤーボール)〉なら〈強化(リインフォースメント)〉の場合〈火炎球(ファイヤーボール)〉内の飽和魔力が増えて威力が上がります。〈増加(インクリース)〉なら〈火炎球(ファイヤーボール)〉の大きさが大きくなりますが威力はそれほど変わりません。』


『強化については以上です。』


『あ、リーシヤがよく使う〈支援魔法〉についても教えてくれ。』


『それではついでにに全ての魔法を教えましょうか?』


『助かる。』


『マスターの知る通常の魔法は火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、氷魔法、幻影魔法、結界魔法、雷魔法、爆発魔法、空間魔法、重力魔法、時間魔法、光魔法、闇魔法、回復魔法、支援魔法、神聖魔法、暗黒魔法、神天魔法、神邪魔法、刻印魔法、付与魔法、万象魔法、創造魔法、破壊魔法、虚無魔法、精神魔法、精霊魔法、召喚魔法、無属性魔法です。』


『まだマスターの知らない魔法は紹介しないでおきますね。』


『遮る形になっちゃうけど俺の魔法は火魔法を獲得したから爆発魔法も出たみたいな形だったけどミナ先輩みたいに〇〇魔法は持ってるけどその下位魔法は持ってないとかあるの?』


『普通にあります。マスターは【ゲームメニュー】というユニークスキルの恩恵で魔法を獲得してきました。正確な魔法の獲得の仕方は魔素を何に変化させられたかで魔法の属性が決まりその魔法を獲得します。』


『えーっと…その魔法を一度使えればその魔法を獲得できると?』


『そうです。』


『ありがと、続けてくれ。』


『〈火魔法〉は魔素を元に火を作り出す魔法です。創造と破滅では破滅よりです。』


『〈水魔法〉は魔素を水に変換する魔法です。創造と破滅では創造よりです。』


『〈風魔法〉は魔素を動かして風を作る魔法です。』


『〈土魔法〉は魔素を土に変換する魔法です。』


『〈氷魔法〉は魔素を固定して事象を凍らせる魔法です。』


『〈幻影魔法〉は魔素を使い虚像を作り出す魔法です。』


『悪魔が得意とする〈精神魔法〉は魔素を使い精神に影響を及ぼし精神操作をする魔法です。〈幻影魔法〉は周りの風景などを変える事に対し〈精神魔法〉は身体に直接働きかけます。』


『〈結界魔法〉は魔素を固めて結界を張る魔法です。〈無属性魔法〉の障壁(シールド)系との違いは悪意のあるモノを通すか通さないかです。障壁(シールド)は全てを通しませんが結界(バリア)は悪意の無いモノは通します。』


『〈雷魔法〉は攻撃に特化した魔法で知っての通りリーシヤの得意属性です。』


『〈爆発魔法〉は魔素同士をぶつけ合い爆発的なエネルギーで攻撃をする魔法です。』


『〈空間魔法〉は魔素を使い仮の空間を作り出す魔法です。仮の空間を通った〈転移(ワープ)〉も可能です。ちなみに〈転移(ワープ)〉は人のみしか転移させられません。〈転送(テレポート)〉は必要魔力が増える代わりに物の転移も可能です。〈転送魔方陣(テレポータル)〉と〈転移魔方陣(ワープポータル)〉の違いも同じです。』


『〈重力魔法〉は魔素による仮重力を作る魔法です。主に〈飛行(フライ)〉しか使われません。』

『〈時間魔法〉は魔素を使い時間に働きかける魔法です。主に加速、減速、時間軸の転移が可能です。時間停止は不可能です。』


『〈光魔法〉は魔素を光に変換する魔法です。攻撃魔法しか存在しません。』


『〈闇魔法〉は魔素を闇に変換する魔法です。攻撃魔法しか存在しません。』


『〈回復魔法〉は魔素により法則に働きかけHPの回復、身体の欠損を治す魔法です。』


『〈支援魔法〉は法則に働きかけステータスを強化する魔法です。主に〈力向上(パワード)〉、〈俊敏向上(クイック)〉、〈防御向上(プロテクション)〉、〈魔法耐性向上(レジスト)〉、〈〇〇属性耐性向上《〇〇レジスト》〉、〈全ステータス(オールステータス)強化(リインフォースメント)〉、〈全属性耐性向上オールエレメントレジスト〉です。』


『〈神聖魔法〉は浄化をメインにした魔法で攻撃魔法もあります。』


『〈暗黒魔法〉はデバフや呪いをメインにした魔法です。』


『〈神天魔法〉は光、回復、支援、神聖魔法を兼ね備えたまとめ的な魔法です。』


『〈神邪魔法〉は闇、暗黒魔法を兼ね備えたまとめ的な魔法です。』


『〈刻印魔法〉と〈付与魔法〉は魔法道具(マジックアイテム)やポーション生成に使います。〈刻印魔法〉は永久的な付与を。〈付与魔法〉は一時的に属性を付与したり魔法を付与したりする魔法です。生命には使えません。』


『〈万象魔法〉は光系魔法、闇系魔法、〈虚無魔法〉、〈精霊魔法〉、〈無属性魔法〉、〈刻印魔法〉、〈付与魔法〉を除く魔法の複合版です。』


『〈創造魔法〉は魔素で物を生み出す魔法です。初めは魔素ですが時間が経つに連れその物の性質を持ちます。生命の創造は不可能です。』


『〈破壊魔法〉は魔素でそのモノの事象を法則から破壊する魔法です。〈創造魔法〉とは違い、基本的には他の魔法と併用して使用する魔法です。』


『〈虚無魔法〉は事象を塗りつぶすような魔法で〈破壊魔法〉とことなる点は〈破壊魔法〉を喰らった場合は蘇生や回復が可能ですが〈虚無魔法〉はそれができません。さらに〈破壊魔法〉と違い単体で使用する無属性に近い属性の魔法で、いわば〈神邪魔法〉と〈破壊魔法〉を足して割ったような魔法です。さらにこの魔法は通常の無属性とは違う無属性です。厳密にいうと属性を持たない無ではなく存在を消滅させる無の属性です。』


『〈精霊魔法〉は〈無属性魔法〉で契約した精霊、または〈召喚魔法〉で呼び出した精霊に魔素を対価に自然現象を起こさせる魔法です。精霊はその自然現象を起こさせる際に魔力を使いません。』


『〈召喚魔法〉は魔素を使い魔物を呼び出し契約する魔法です。そしてその契約した魔物を呼び出し使役します。』


『〈無属性魔法〉はいままで紹介した以外の魔法全てを指します。強制的な契約魔法に解析や鑑定、探査系の魔法など幅広く存在します。』


『悪いけどあと合成魔法と固有魔法について頼む。』


『合成魔法は二つ以上の魔法を合わせて生み出された魔法のことです。特定の魔法だけしか使えなければその魔法のみですが複数で同じ属性の魔法を使えるのならその魔法を獲得します。』


『前に教えてもらった嵐魔法ってのか?』


『はい。氷結嵐(ブリザード)のみならその魔法しか使えませんが複数の嵐魔法を覚えれば嵐魔法自体を獲得できます。そのため合成魔法は無限大で私の権能の〈叡智〉でも全ては把握できません。ですが主に単体で使用しにくい〈爆発魔法〉や〈破壊魔法〉と組み合わされることが多いみたいです。』


『固有魔法も合成魔法と同じようなものです。合成魔法と異なる点は〈魔法創造〉か魔力と願いで作り出された既存の属性ではなく固有の属性を持つ魔法のことです。』


『ありがとう。忙しいときに悪かったな。作業も引き続き頼む。』


『勿論です。』

次は明後日です。


マスターの知る魔法=今までに登場した魔法です。

これから新規で増える可能性があるためぼやかしました。

勘なんですけど通常の部類に入れたほうがいい魔法を入れてなかったりするような気がして不安なんでカインがまだ見たことない、と言い訳できるようにしたかったです。(独り言)


今度ステータスのことも書きたいと思ってます。

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