リーシヤのゲーム体験記⑦
ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。
執筆をメインでしているタブレットがちょっと壊れ気味で執筆しづらい…。
ゴーストタッチという現象と少しだけ液晶が黒くなっていています。(修理予定無し)
投稿速度に影響は無いですが雑談兼報告でした。
祠に手を触れると扉が勢いよく開き突風が吹き出した。
「きゃっ!?」
思わず〈物理結界〉を張っちゃった。
まぁボス戦だしいっか。
〈幻影魔法〉対策の〈魔法結界〉も継続中。
『我は精霊の王たる聖霊なり。我に何用だ!』
私の精霊のイメージが崩れ去った。
普通女の子型でしょ!
なにこの筋肉野郎!
取り敢えず鑑定。
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ノーネーム
年齢 999,999,999……
性別 男
種族 精霊王ー聖霊
ランク S+
状態 健康 実体化
武器 精霊王の聖剣
レベル 150
HP 1,000,000/1,000,000
魔力 3,000,000/3,000,000
力 100,000
俊敏 1,000,000
防御 1,000,000
器用 1,000,000
運 1,000,000
スキル
剣術
飛剣術
属性剣
エクストラスキル
万能魔法補助
精霊の羽ばたき
超速成長
ユニークスキル
精霊王
聖霊の光
種族スキル
幻影魔法強化
異常状態無効
光魔法大幅強化
光系統強化
光属性強化
神聖属性強化
光属性攻撃無効
光系統攻撃耐性
闇系統脆弱化
魔法
光魔法
回復魔法
支援魔法
神聖魔法
種族魔法
幻影魔法
精霊魔法
称号
聖霊
精霊王
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うわぁ、強い。
しかも聖霊のステータスを見る限り魔法戦想定よね。
しかも光系はほぼほぼ無効化して耐性もガチガチ。
〈闇魔法〉で毒を生み出して毒状態にして放置もダメと。
しかも呑気にしてると回復もされる。
カインの助言通り闇属性で攻めるのがいいみたい。
あ、スキルの鑑定も出来るのかな?
飛剣術▽
レベル5
剣の斬撃を5mまで飛ばす。魔力は使用しない。
属性剣▽
レベル5
自身の剣に魔力を消費せず属性を付与する。同時に2属性まで付与可能。
万能魔法補助▽
レベル10
【詠唱省略】、【必要魔力減少】、【魔法威力上昇】、【魔法補助】、【魔力回復速度上昇】のレベル5の効果を得る。
精霊の羽ばたき▽
レベル10
空中での移動速度が大幅上がる。空中にいるとき【魔法威力大幅上昇】、【物理攻撃威力大幅上昇】、【超速回復】、【武闘術】、【超速飛行】、【万能感知】のレベル3の効果を得る。
精霊王▽
精霊支配:全ての精霊を支配下に置き精霊を生み出す力を持つ
精霊王の威厳:全ての存在を恐縮させる
聖霊の光▽
万能の光:光系統が相手の耐性、ステータス、魔法、スキルに関係なく必ずダメージを与えられるようになる
聖霊の光:自身の全ての攻撃に光属性と聖属性が追加される
うわぁ、余計に化け物になったよ。
こんなのに勝てるのってカインとミレアとミーアとミナ先輩とアリサちゃんにギードさんにミオ様にシンヤ様に先生に……うーん、たくさんいるわね。
『我の強さに怯えたのか?小娘よ。』
あ、違和感を感じると思ったらこれ念話なのね。
どうりで魔力を感じると思ったわ。
『無視をするでない!』
やばい、急にこのおじさんが怖くなってきた。
〈精霊王の威厳〉ね。
『私はあなたを倒しにきた勇者!あなたの持つ法衣は私が貰うわ!』
『ふむ…ならば我に勝ってみるといい!』
『〈光擲槍〉、〈巨大光球〉!』
「〈魔法反射〉、〈雷光電撃〉!〈雷檻〉!」
私は聖霊の魔法を跳ね返して魔法を撃ち聖霊を足止めした。
そこで追撃の魔法を放ち雷の檻に聖霊を閉じ込めた。
でもすぐに破られる。
『〈魔法破壊〉、〈光擲槍〉!我は望む、ここに聖なる光の龍よ降臨せよ。〈聖光龍〉!』
「その速さでその規模の魔法を発動するの!?化け物…。」
『これでも我は精霊王だからな!』
「けど…甘いわ!我は望む、光の守護龍にして雷を纏いし聖龍よここに降臨せよ!〈|聖雷龍《ホーリードラゴン〉〉!」
『何!?人の分際で精霊たる上位種族の我と同じ速度でだと!?』
「闇よ、全てを飲み込め!〈暗黒付与〉!」
『なん…だと!?まさか…まさか!?それほどの高位魔法を人の分際が……?』
「光の龍よ、闇の化身となりて再誕せよ!〈闇黒龍〉ッ!!」
『化け物め!行け!!〈聖光龍〉!』
「あんな雑魚捻り潰しちゃえ!〈闇黒龍〉!」
魔法で生み出された光の龍と闇の龍が激突した。
「……は!あれ?魔法で創った龍と聖霊は?」
「う……人の娘よ。我と貴様の魔法がぶつかり合ったことにより魔法は両方とも崩壊、しかも我も貴様も手傷を負うおまけ付きだ。」
ステータスを見るとHPが10万減っていた。
だけど外傷はない。
「不思議か?簡単なことさ。二つの強大な魔力がぶつかり合ったんだ。その結果お互いの魔力が変に干渉しあい我と貴様の魔力回路が暴走。そして内側からダメージを喰らいHPが減ったのだ。さらに魔力暴走によるダメージなので回復もしにくい。」
「あなたは〈念話〉じゃなくても話せるんですね。」
「…まぁな。魔法の方が正確だしそこまでのデメリットもないからな。」
「私もこれからそうしようかな。」
「ふ…人の娘が舐めた口を。さぁ、続きを殺ろうではないか。」
「もちろんよ…。魔力暴走のおかげか魔力も回復しにくいわね。」
「あぁ。では参る!」
聖霊は一対の綺麗な羽で空中に飛んだ。
しかも腰に下げていた剣を抜いて。
剣を緑と透明の合わさったような綺麗な色だった。
でもすぐに黒と茶色のオーラを纏った。
「【属性剣】ですね?」
「ふむ…【鑑定】か何かか。そうだ。土と闇属性にした。では死ね!」
【飛剣術】!
「〈物理障壁〉!我が敵を拘束する霧よ、〈麻痺霧〉、〈雷檻〉、〈氷結束縛〉!!」
一瞬でいい。
【精霊の羽ばたき】を使われてしまった以上勝ち目はないに等しい。
だから一撃で決める!
「ぐわっ!?動…け……。」
「我が望むのは神敵の滅亡。裁きの光よ降り注げ。穢れし罪人に天罰を。この世の悪を滅ぼし世界に救済を。我は神に聖なる祈りを捧げる。神敵に断罪を……〈断罪の天雷〉!!」
「ぐあぁぁぁぁぁ!?!?!?…………………う"っ"…我……はこの程度では……!〈完全回復〉!」
やばい、体力がMAXに戻った!
魔法の束縛や異常状態も〈断罪の天雷〉の時に効果を失ったし!?
やばい、ピンチ!
残り魔力は100万ちょい…。
あ!
「〈流星群〉!」
「ぐあぁぁぁ!!」
うわぁ…えげつない。
森を破壊し尽くす勢いで大量の隕石が落ちてきた。
聖霊のHPが半分くらいにまで減った。
よし…いける!
「〈大隕石〉!」
「は!……なんなんだ、その大魔法は!」
「この魔法そんなに凄いかしら?」
「あぁ…人の領域を越えておるわ!」
「ふーん、でも使える物は使えちゃうんだから。」
「チッ……〈聖擲槍〉、〈聖擲槍〉、〈聖擲槍〉、〈聖擲槍〉、〈聖擲槍〉!!」
聖霊の放った魔法が巨大隕石に当たるが難なく霧散していく。
「クソがぁ"!貴様だけでも道連れだぁ"!〈生命昇華〉!!」
〈無属性魔法〉の自爆魔法!?
「〈物理障壁〉、〈物理結界〉、〈巨大土壁〉、〈構造強化〉、〈闇結界〉!!」
やばい、こんなに結界や障壁を張ってるのに防ぎきれない!
〈大隕石〉の落ちるまでの時間まで防ぎきらなきゃ。
「我が敵を拘束しろ、〈麻痺衝撃〉、〈雷檻〉!」
「〈超重力空間〉!!」
私は〈重力魔法〉で隕石の落下速度を加速させた。
「クソがぁ"ぁ"ぁ"!」
やばい……間に合わない!
何か…何か……うん、ズルだと思ってたけど仕方ないよね。
「〈神罰〉、〈魔法威力超大幅強化〉!!!」
私は本来のステータスで本気の魔法を放った。
世界樹の杖を装備してないけど本来の体では装備してる扱いになってるから〈神罰〉を使える。
そして〈神罰〉で〈生命昇華〉を相殺した。
そして隕石の爆発が全てを飲み込んだ。
次は明後日です。