学園生活開始
ブクマ、いいね、評価ありがとうございます。
唐突な新章です。
今度こそのんびり編を書きたいです。
タイトル通り学園生活編が始まるので学園の時間割です。(追加設定を含む)
登校が9時までで9時から1時間目で魔法論、2時間目が武術指導、3時間目が言語学、4時間目が数学、昼休憩1時間半、5時間目と6時間目が色々なこと。各授業50分。各授業の間は10分休憩あり。
なので登校時間30分とすると8時半には家を出て3時に学園が終わり部活という流れです。
ちょっと短めです。
修正点
硬貨の価値を1000万ビーケ=鉄貨1000万枚=銅貨100万枚=銀貨10万枚=金貨1万枚=大金貨1000枚=白金貨100枚=天金貨1枚 に変更しました。
やっとだ、ついに俺は成し遂げた!
そう、のんびりしたいという欲望が叶うのだ!
城の強化や対抗戦の後始末、大悪魔や魔神との戦闘…忙しい毎日を送っていたが急ぎの用事がついに全部終わったのだ。
ということはだ、のんびりした学園生活に浸れるのだ。
というわけで一生徒として登校だ!
「「「「「行ってらっしゃいませ、カイン様!」」」」」
俺は使用人達に見送られつつ〈転移〉して俺のザーベストの屋敷に行った。
屋敷も魔法で清潔にしている。
気になった時に魔法でちょいちょいとやるだけなのでたいして苦ではない。
俺は神の和服を着て腰にクサナギを挿して歩いてく。
ノートや筆記用具はアイテムボックスに収納している。
なので実質手ぶらだ。
私服登校はいいぞ。
制服やスーツは動きにくいから嫌いだ。
言い忘れてた気がするから言っとくとバハムス学園は制服はあるが私服でも制服でもどっちでもいい。
Sクラスはみんな私服だ。
今までロクな登校なんて2、3回しかやらずに領地の運営になっちゃったからなぁ、新鮮。
「お、お前達!こいつみたいになりたくなかったら両手を上げろ!誰かバハムス学園の学園長呼んでこい!」
「え、……え?うわぁ、助けてぇ!!」
「きゃぁぁー!」
黒マントを被った男がバハムス学園の生徒と思われる女の子を腕で首を絞めつけて剣を首元に当てている。
うーん、俺の平和は来ないようだ。
「おじさんおじさん。」
「テメェ、誰だ!」
「ただの一般生徒です。」
「舐めんな!このガキがどうなってもいいのか!?」
「はい。」
「え?……お前、分かってんの?俺は人質を取ってんだよ??」
男が間抜けな声を上げた。
「じゃ、反省して牢屋に行ってくださいね。」
【紅魔眼】で麻痺を付与して男を動けなくした。
「大丈夫ですか?」
別に俺は知らない人を命がけで助ける気は無いが助けられる命を助けないほどの愚か者でもない。
「あ、ありがとうございます!あなたは一体…?」
「ただの一般生徒ですよ。では学園があるので、さようなら。」
◇
1〜4時間目の授業が終わり昼休憩なので学園内の中庭のベンチでミーアとミレアと寿司を食べていた。
やっぱり寿司は美味しい。
たまに知らない人から尊敬の眼差しのようなものを向けられるがなんでだろ。
「カイン、また何かしたの?」
「心当たりはないんだけど…。」
「朝に人を助けたっていうのだと思う。」
「え?あれってそんなに有名になる事か?」
「カインってばそんな事してたの?」
「いや、普通かなぁって。日本なら魔法やスキルは勿論、銃や剣もないから仕方ないけどこの世界なら魔法やスキルがあるんだから優秀な人材の集まるここなら普通に助けられる人がいてもおかしくはないでしょ。」
「そうなんだけどさぁ。」
ミレアはもちろん、ミーアも異世界というか未来の俺と会っていて俺が転生者だとは知っている。
「強者はいても必ず瞬殺出来るかは分からない。だからミスった時の不安感から助けられる人は少ない。」
「確かにそうだな。人の命を握っているわけだし。じゃ、先に教室に戻ってるぞ。」
最後の寿司をほいっと口に投げ入れて立ち上がり教室に向かった。
廊下を歩いていると…。
「か、カイン君!ちょっといいかな。」
誰だ、この人。
「失礼ですがどちら様で?」
「9年のティフィラ…って言っても分かんないよね。今朝君に助けてもらった。」
「あぁ、先輩だったんですね。怪我はありませんでしたか?」
「うん。」
「ところで僕の名前はなんで知ってるんですか?」
「特別試合の優勝者って事で有名よ?私の場合名前を忘れちゃったからフィーラに訊いたんだけどね。」
フィーラ先輩と友達なのか。
「なるほど。ところで呼びとめたということは僕に用事がおありで?」
「うん、ちょっと校舎裏に来て欲しいんだ。」
『サータ、告白だと思う?』
『98%そうです。』
「悪いけどティフィラ先輩とは付き合えません。年齢差もありますし僕自身結婚できる自信がありませんので。」
強い言い方にはなってしまうが本当にそうなのだ。
前世でも高校くらいまでは彼女がいたんだが将来幸せに出来る自信がなくて俺から別れるということが何回かあったのだ。
「そ、そう…。急に変なこと言ってごめんね。今朝は本当にありがとう。それじゃあ!」
走り去ってしまった。
女心が分からない自信があるがさらに自信が増えた。
「カイン先輩のこの振ったんだ。」
「ミレアか。そうだよ、どうせ俺は女心がわかりませんよーだ!」
「その通り。あの人泣いてた。」
「ミーアまで…。いいんだよ、どうせ誰とも結婚する気ないし。」
「カインなら恋人の1人や2人簡単だと思うけど。」
「それは良くない、生き物として種族を繁栄させるべき。」
「おい、オブラートに包まれているが直訳したら…うん、廊下のど真ん中だから!言わないけどそういうことだよな?こんな人混みの中で年頃の女の子がそんなこと言ったらいけないぞ。」
「といってももう177歳だけど。」
「確かにそうだな。…あれ、一歳年とった?」
「ん。」
「そっか、誕生日おめでとう。プレゼントなくてごめんな。」
「平気。」
「2人とも、もうすぐ休み時間終わるよ?」
「了解、行くか。」
◇
「キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン」
「えー、授業を終わりま…あ、質問なんですけど皆さんは部活を続けるんですか?」
「いや、なんでみんな一斉に俺を見るんだよ。」
「「「「部長だから。」」」」
「スースー。」
「で、カイン君は続けようと思ってるんですか?」
「昔の部活も退部という形で抜けてきたので帰宅部もいやなんで続けたいんですけど問題ですか?」
「いえいえ。ただ部活の維持の条件じゃないですけど冒険者としての活動も忘れずにお願いしますね。遅くなってしまい申し訳ないです、授業を終わります。」
「じゃあ早速冒険者の活動でもするか?」
◇
というわけでやってきました冒険者ギルド。
「メリーさん、手頃な依頼ありますか?」
「手頃…というとBのクエスト?」
「いえ、Sで問題ないです。出来れば報酬が高いので。近い遠いは魔法でどうとでもなるんですが時間が限られてくるので早く終わるようなのでお願いします。」
「となると討伐系?」
「出来れば討伐系がいいです。無理なら採集とかのクエストでお願いします。」
「えーっと…………これなんてどう?」
【白狼の群れの討伐 適正ランクS】
詳細
群れの予測個体数:100
場所:……
・
・
・
報酬:10万ビーケ
注意:白狼は単体でもAランクに該当し、それが数十の群れで活動しているためSランク冒険者でも充分に注意して下さい。
「みんなー、これでいいか?」
「「「「任せる。」」」」
「……まかしぇる。(半分寝てる)」
「了解、これでお願いします。」
「カイン君なら大丈夫だと思うけどクロム殿下やリーシヤさんをちゃんと守るのよ?もし怪我でも負ったら私の責任になって下手したら処刑になっちゃうんだから。本当にお願いね?」
「大丈夫ですよ、クロム達も俺…には及びませんけどSくらいなら余裕ですんで。俺やミーア、ミレアならZのやつともタイマンはれるんで。じゃ、行ってきますね。」
次は明後日です。




