勇気
アニータの事が気になる茉莉亜でしたが3日間も
寝ていたからか全く眠くなりません
それどこか逆に元気で力が有り余ってる状態です
アニータどうしてるかな?と思いつつも
優雅にヨガしてみたりする茉莉亜なのです
メイドの伽耶が来て今日の朝食を持って参りました
とドアをコンコンと叩いて入って来た
茉莉亜『今日はベルガモットの紅茶が良いと言った
のだが…』
伽耶『えぇ~!ちゃんとベルガモットを用意しましたよ♪』
茉莉亜『そうか♪なら良い♡』
朝から少しご機嫌の茉莉亜ですが
アニータはどうなってますかね?
アニータは茉莉亜とお別れをしてから
お見合いを断ってしまった事を
少し気にしていました
あの時は…茉莉亜が居たから
あんな事言えたけど1人になって見たら
街の人達を怒らせて
しまったんじゃないかしら?
どうしよう?!
アニータは少し頭を抱えてしまった
その頃見合いの席では
街人『アニーター!』
街の人達がアニータを探してました
女の街人『アニータは何処へ
行ってしまったのかしら?』
お見合いしたくないって言って
出て行ったからねぇ~
街の人達がアニータの噂話をしています。
街人『お見合いはしなくても良いから出て来てくれ』
アニータは街の人達に謝ろうと思い
お見合いの場所に向かっていた
アニータ『本当ですか?』
街人『アニータ良かった!
走って何処かに行ってしまったから
何かあったらと
とても心配してたんだよ!』
街人『兎に角無事で良かったよ!』
アニータ『私の方こそごめんなさい』
『お見合いの話が出た時にきちんと
断わるべきでした。そうすれば
こんな事にはならなかったのに…』
老婆『良いのよ!私達が勝手に
盛り上がって進めてしまった
ようなもんだしアニータは1つも
謝る事はないわ』
アニータは皆の優しさに心を打たれ少し成長したのでした
千那の日記
〇月〇✕日
今日は転校生が来た!今時期に転校生なんて珍しいけど…
すっごく凛々しいちょっと近寄り難い感じ
だけど席が隣りになったから
ラッキーv(。・ω・。)ィェィ♪
隣りなら話しかけやすそうじゃない?
仲良くなれます様に…゜+。(o・ω-人)・.。