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Jap K  作者: Brushwood
3/3

二話

 ここは日本。この前の大量殺人が起こった場所の中で一番早く“明後日”を迎える場所だ。

 今日の日本は異常なほど静まりかえっている。学校も休校措置をとるところが多く、ほとんどの人が家の中にいた。しかしそれは空港をのぞいての話だった。外国からどんどん帰国してくる人でいっぱいだった。


 午後2時、テレビに臨時ニュースが流れた。

「13人が殺されているところが発見されました。いずれも手口は同じで例の大量殺人犯によるものと思われます。」

 (やはり日本での“明後日”だったのか。)

唐田はため息と共に立ち上がった。そして桑端に話しかけた。

「捜査本部員全員の招集をしてくれ。君が中心となり会議を開いてくれ。内容は『これ以上の殺人防止』についてだ。」

「部長はどちらに?」

「増員を掛け合ってくる。」


 その後、殺人は日本で行われなかった。しかし外国では合計131人が殺害された。アメリカでの殺人は行われていない。

 そして日本での“明後日”は終わった。

 今現在の被害者は144人、200人には届いていなかった。


 しかし唐田は疑問に思っていた。こんなはずではないと……。

「嫌な予感がするな……。“明後日”は終わったはずなのに……。」

 そしてその予感は的中してしまうのであった。


 臨時ニュースが再び流れた。

「アメリカで殺人。確認されているだけで日本人43人が殺されていて、やはり例の大量殺人犯によるものと思われます。」

 「やはりな……。」

唐田は何故かそんなことを呟いた。まるで予想していたかのように……。

「桑端、至急全員を集合させろ!“明後日”はそれぞれの国での“明後日”だったんだ!」

アクセス解析がやられているので読者数が確認できなくどれくらいの人が読んでいるのか分かりません。

だからどんどんコメント・評価よろしくお願いします。

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