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6

入り口はどうやらゴブリンの巣と思われる場所と同じような洞窟だった。


「よし、いこうか。ちなみにここのダンジョンコアとの距離とかってわかる?」


『はい。直線距離で2キロほどです。』


思ってたよりめちゃくちゃ遠かった


「食べ物足りるかな…何日もかかるならなくなるかもしれないし心配だね。」


とりあえずこのダンジョンの周りにある食用の物を大体とりつくす


「それじゃあ入りますか。」


ついにテルはダンジョンに足を踏み入れた


「なんと言うか、僕が転生?した場所と同じで暗いのに先が見えるからすごく不思議な感じがするよ。吸血鬼だから…なのかな?」


「はぁ~南さんがいれば心強いのにな。」


歩きながら僕がいじめられたときいつも助けてくれた南を思い出す。もしも一緒にいたらどれだけ心強いか。

全部殴って解決しそうだが…


「ギギィ!」


「っとゴブリンか、えいっ!」


接近し、これまでは試したことが無かった物理攻撃をする。しかし

パンッ!と殴った感触はあり、少し ギッ!とうめくだけであまり効果はないようだ


「やっぱり僕は貧弱なのか…」


わかってたけど!攻撃と防御は紙レベルなんだろうなって思ってたけど!


あきらめて距離を取りダークニードルの魔法を使い、ゴブリンを倒す。


「ふぅ。あんまり敵はいないみたいだね。」


考え事をしながら歩いて来たが、それでも1キロ位の距離は歩いたはずだ


「もしかして地下に続く階段とかがある感じかな!?」


ダンジョンで地下に続く階段があった場合はもうそれはもうロマンの塊である。某インデ○ーさんのような罠や宝箱を期待してしまっても仕方がないだろう


「なんだか少し楽しみかも。」


テルは少しだけニヤニヤしながら歩みを進めるのだった。


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