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李英風慕情  作者: 東武瑛
1/6

ガンマンになったカトリーヌ

明末清初

中国

李英風は広東の荒野を馬に乗り疾走していた。

胸には十字架のペンダントが輝いている。

日は高く汗ばむ陽気だった。

やがて、彼方に教会が見えた。

李は馬から降り教会の扉を開けた。

宣教師がいた。

李は宣教師に近ずき言った。

「カトリーヌは?」

「島の修道院にいなかったか」

宣教師が言った。

「いなかった」李は答えた。

「マカオに行ったかも知れない」宣教師は言った。

「わかった」と言い、李は金を机に置いた。

宣教師はニヤリと笑い、箱を持って来た。

箱を開けると銃が入っていた。

「届いたばかりの最新式だ」宣教師は言った。

李は銃を手に取り、弾を込めた。

「貰おう」李はそう言うと懐に銃を閉まった。

外に出ると馬に乗った。

「また、来て下さい」宣教師は言った。

李は片手を挙げ馬を走らせた。

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