最後の戦争
息抜きに短編書いてみました。
俺の名前は空、一応軍の戦士をやっている。今日はあまり敵軍の攻めはなかったので寮とでも言うべき場所で銃の点検をする。俺は常に2丁以上の銃を持ち歩くことにしている。もし撃たれて銃を落としたとき用だ。そして必ず持っていくのは大口径のリボルバー式の銃だ。そしてあとの銃は戦場による。たとえば的と遠距離戦になることが分かっていればライフルを持っていくし、短距離戦となれば短機関銃など、世間ではマシンガンと呼ばれている銃だ。そして、もしどうなるか分からない場合は3丁持っていく。そして、明日次の波が攻めてくると聞いて整備しているわけだ。大体終わったところで俺は弾が少ないことに気付いた。そしてベルトにホルスターをつり、その中に愛用のリボルバーを入れる。弾は六発入る方式の銃だ。入る最大限の弾を入れてきた。予備の弾は6発だ。そして相変わらず人の少ない大通りを通って弾屋へ行く。弾屋へ行くとちょうど店主がいろいろな弾を棚に並べているところだった。そして店主はそろそろ来る頃だと思っていたと言って俺の愛用している銃の弾を出した。俺が値段を聞くと、次の戦いは大切だからとタダで俺の使用している銃の弾をたくさんくれた。俺は一式をバックの中に入れると愛用のリボルバーの弾だけは腰のポーチに入れた。さすがに重いが多少は仕方ない。そして礼を言うとそのまま来たときと同じ道を通って帰ることにした。道を歩いているとたくさんの戦士や兵士が銃や剣などを持って歩いていた。考えれば当然のことだ。これからとても重要な、そして最後の戦争が始まるのだから。そして皆、最後の日になるかもしれないと大切な人にあったり、大切なものをきれいにしたり、思い思いのことをしてすごしている。俺は大切な人といえる人はいないので愛用の銃の手入れをしていたわけなのだが・・・。そんなことはどうでもいい。そして俺は寮に帰ると布団に包まり寝た。多分8時ごろだったと思う。
朝起きた俺は朝ごはんを食べられるだけ食べた。そして銃などをホルスターに入れ、寮を出る。するとみんなも出てきた。軽く挨拶を済ませるとみんなで外へ出た。外に出ると長官がバスを用意してくれていた。長官は皆をバスに乗せたあと、銃を最終確認しておくように、そして私は今俺たちが持っている銃にあう弾をありったけ持ってくるといって出て行った。15分ほどたっただろうか。長官が重そうな箱を持ってやってきた。そしてこの中に入っている弾や武器は自由に使ってくれといって運転手に発車させた。そして10分たったあたりでバスを止めた。城門に着いたのだ。そしてドアを開け皆が外に出たのを確認するとバスは去っていった。そしてもうすぐ攻めてくるからこころの準備をしておけと長官がレーダーを見ながら言い放った。そしてその5分後くらいに城門が開かれた。1kmのところまで敵軍が攻めてきたらしい。それぞれ相手方向にライフルを構える。俺も同じようにライフルを構えるがやはり少し手が震える。いつの時代、どの戦闘でもやはりライフルを握ると緊張する。そして俺のライフルスコープに敵軍の戦士が映った。走ってこちらに来る戦士にしっかりと狙いを定めて引き金を引く。そして轟音とともに鉛球が飛んでいく。もう一度あいての方を見るともうその姿はなかった。そしてもう一人、もう一人と確実に殺っていった。そしてある程度近づいてきたところで俺はライフルを方にかけるとホルスターからリボルバーを取り出す。相手も銃をぬこうとしたのですかさずその手を狙って撃つ。そして次の瞬間手を押さえた敵がこちらへ向かって走ってきたので出来るだけ楽に死ねるよう脳幹を狙って撃った。幸い脳幹にあたったらしく即死することが出来たらしい。俺も苦しみながら死ぬ人間を見たくはない。たとえそれが敵であっても。そしてしばらく同じように敵を倒していると、一人俺を狙って銃を持ち走ってくる戦士がいた。俺はそいつを眺めていた。しかし50mほどまで来たところでふと我に返った。俺はホルスターから銃を抜くと狙いを定めた。そしてほぼ同時に発砲音がなる。俺の弾は相手の肩に、相手の弾は俺の左腕を掠めた。俺たちは一瞬互いの目を見るともう一度撃つ。俺の弾は微妙に外れたが奴の弾は俺の脇腹を掠めた。そしてもう一度撃ったとき、俺の弾は当たらなかったが奴の弾は俺の心臓に当たったようだ。意識が薄れていく中奴は俺に声をかけてきた。
「悪く思わないでね。まあここまで私を追い詰めたのは君が始めてだよ。さようなら」
そういって奴は去っていった。そしてさらに俺の意識は薄れていく・・・。
お その が か
ぬ?
短編なのでもう少し長く書きたかったのですがネタが尽きたのでこの程度の作品になってしまいました。しかも後書きに書くこともあまりなくなってしまいました(´・ω・`)
ということでこれからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!