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異世界ヤドカリ物語  作者: 村吏
44/161

4-8

今回は短め

お嬢は私を見ながら考え込んでいる。





・・・・・・・・・。




長くない?


え?私が勝てそうな勝負考えているんだよね?


なんか思いあたるの一つぐらいあるよね?


ねぇ?お嬢、私の事どう思ってるの!?


ちょっとヒステリーが入ってしまった私をよそに

お嬢はひらめいたご様子。



「食料・・・食料調達勝負よ!」


「なるほど、使い魔としその要素も大事だね!

良いだろう受けてたつさ!!!」


「カニ太郎あんたいつもの出来るんでしょ?

あんたの料理見せつけてやりなさい。」



もちろん出来ますとも!


私は早速準備に取りかかる。




(20分後)



ヒューレはデニス君に持たせてもらった

かごに付近で集めたであろう、

木の実や野草を持ってきた。


お利口なわんちゃんだ。


ただちょっと食材が唾液でベッチョリしている。


まぁ、致し方ないと言えよう。


一方こちらは調理が完了する頃合いだ。


わんちゃんが食材をとりに向かったのと同時に

私は宿殻空間から野外調理セットを取り出す。


突然調理器具が出てきた事に驚く一同。



だがこんなのはホント序の口。


さらにはお嬢が私のハサミで作ったのは嫌だ。

との事だったので独自開発した

調理装備、調理箸3号と包丁2号を装備。


そして火を起こし、お鍋に油を注ぐ。


その間に手際よく宿殻空間内の

取れ立てお野菜を切り

道中買っておいた卵と小麦粉で衣をつける。


そう天ぷらである。


油でからっと上げられ黄色い衣をまとってゆく

感じはなかなかのインパクトがある。


みんなも珍しい調理法に興味津々、

デニス君は開いた口が塞がらない。


元の世界のピーマンや人参をはじめ

異世界の野菜も加えた五種類の天ぷら。


さらには天つゆやポン酢に塩と

好きな味を楽しめるよう小皿に調味料を分ける。


そして同じく取れ立てサラダに手作りパン、

ついでにスラ子漬けをサイドに添えて

『カニ太郎、日替わり天ぷらセット』

の完成である。



この短時間の間に試食が必要かと思い

五人分の食事を用意してみせた。



食事を食べてみた面々からは


「「おいしい!!!」」


と賞賛の声。


デニス君も悔しさを通り越して

この勝負は完全に負けを認めたようだ。


さて、こうなると一勝一敗のとなる為、

お嬢のクラスの担任であるニノ先生から

最終対決である三番目の出題がされる。



「ん〜就学中問題を起こさなかった方が

勝ちかな?」



かなりの肩すかしを食らってしまう。


でも、先生としてはそうしてくれる

使い魔の方が優秀だと道理を説かれてしまった。


この勝負なし崩しの不完全燃焼に

なってしまったかの用に思えたが、

デニス君は私の料理をみて

私の評価を改めてくれたらしい。


お嬢にも詫びを入れて

仲良くなれたようだ。


こうして私はお料理が出来るペットポジション

を確保出来た。


次の次辺りから物語の本編となる事件が発生?

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