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異世界ヤドカリ物語  作者: 村吏
32/161

3-7

閲覧ありがとうございます。

良ければお楽しみください。

あたりはすっかり暗くなった。


今は宿殻内で明日の作戦の詳細を練っている。


私は門を通れないから誰かに商業ギルドへの

依頼状の送付と交渉を頼まなくてはならない。


と、言っても今のメンツで対人交渉として

成り立ちそうなのがレガ君しかいない。



「レガ君大丈夫かな?」



うなずくレガ君。



「でも・・・カニ太郎から・・・

あまり・・・離れられない・・・。」



と言うことらしい。


この森で待機は難しいか。


まぁ、最悪商人達に囲まれても

知らぬ存ぜぬでレガ君がある程度の交渉を

進めてくれれば彼等もあきらめてくれるだろう。


そうしてどうするかみんなで話し合っていると。


宿殻の外から大きな音が聞こえてくる。



どうやら近くで戦闘が行われているらしい。


というかこっちに近づいてきていないか?


ひとまず遠ざかろうとしたとき、


茂みから眼鏡をかけたお爺さんが飛び出してきた。


うぉ!何だ!?


私ミーツじじい。


この出会いで何が始まるのか?



「なんじゃと!?」



私に驚いたお爺さんが杖をかざし。



「【火:ファイアボール】」



顔面直撃である。



「いたぞ!!!」



文字通り私が面喰らっていると、

お爺さんの後ろからガラの悪い獣人たちが

わらわらと現れる。



「こりゃついてるぜ!!!」



こっちを見て一番偉そうな獣人が叫ぶ。



「てめぇ今町で噂のヤドカリだな?」



あー、やっぱりなんか大事になってる?


もう、お嬢にも伝わっていそう・・・。



「小遣い稼ぎの獲物が本命に合わせてくれると

今日はついてるぜ!!!」



コイツがしゃべるごとに廻りに獣人の気配が

濃くなっている。


どうやら囲まれたらしい。



「俺らの間じゃてめぇはもう賞金首だ。

抵抗しなけりゃ殺しはしねぇよ。

おとなしく捕まりな!!!」



何だろうか?


もう交渉とかそういう次元じゃ

ない気がするのは気のせいだろうか?


そんな中。



「何と!おぬし奴らの仲間ではなかったか!

すまぬ!!!」



眼鏡のお爺さん。


大丈夫だよ。


こんな奴らに追われていきなり私が出てきたら

びっくりするもんね?


私は気にしていないよ。


それにもう安心。


こんな奴ら軽くひねってやりましょう。


私はお爺さんに優しく微笑む?と


すかさずリーダー格の獣人を捕まえる。


リーダーを押さえれば手下は手を出せないはず!



「面白い!やろうってか!!!」



(ふんっ!)



捕まえていた獣人は全身に力を入れると

いとも容易く私の拘束をはねのけた。


あ、あれ?


体格的にはこちらが上のはずなのに!!!


慌てて両ハサミで上から押さえつけようとするが。



「っは!雑魚モンスターが!!!」



容易く受け止められてしまった。


何これ!?


こういう場目って私が主人公的活躍で

難局を乗り切るって感じじゃないんですか?


ってかどんだけ獣人強いんだよ!!!



「おう、ヤドカリ。もうおしまいか?」


ニヤニヤしながら挑発してくる獣人。


っは!とっておきがありますとも!!!


対人相手に使いたくはなかったが致し方なし!


お食事中の方ごめんなさい!!!



【斬:高周波ブレード】



獣人目掛けてスキルを発動する。



(ゴゴゴゴゴゴ)



そして獣人の後ろの岩が真っ二つ切断された。



「「!!!」」



一同私の予想外の攻撃に驚愕、動けずにいる。



「・・・な、何ともない!!!」



あ、あれ?



私から距離をとり体を確認する獣人。


装備やらは切れているが体は無事のご様子。



「お、お前ら!そいつのハサミ押さえろ!!!」



周囲から別の獣人達が私のハサミを封じる。



「くっそ!ビビらせやがって!!!

抵抗されると面倒だ引きちぎれ。」


え?え?何を?


や、やめて!!!

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