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異世界ヤドカリ物語  作者: 村吏
27/161

3-2

閲覧ありがとうございます。

良ければお楽しみください。

遠くに王都の城壁らしき物が見えてくる。


ついに、ついにグラインバルム王国の

王都にたどり着いた。


目的地の魔法学園はもっと先の別の国だが、

旅路の大きなチェックポイント。


どんなところかすごい気になってました!


ってか大きなぁ。


遠くから見えていた城壁は間近でみると

高く見上げるほどだ。


話によるとこれより大きな城壁が王城前に

もう一つあるらしい。


まぁ、巨人もドラゴンもいる世界だし

これぐらいないときついのかな?


入り口付近には5メートルほどの1対の

大きな剣を持った甲冑が立っている。


かっちゅうだけにかっ・・・。


いや、何でもない。



お嬢と一緒にそんな甲冑の横を通り抜けようと

したそのときである。


(ガン!)


二つの甲冑が目の前に剣を振り下ろしてきた。


え!?


あぶな!!!



「あーこりゃ大きさ制限だわ。」



近くにいた門番のおっちゃんが話しかけてくる。



「お嬢ちゃん、こいつの通行許可書持っとるか?」


「ないわ。この大きさからもうだめなの?」


「ぎりぎりいけるとは思うんだが、まぁ

コイツらが止めたってことはそうだろう。」


「カニ太郎。」



なんでしょうか?お嬢?



「私は用事があるからここで待ってなさい。」



ですよねー。


王都には興味があったんだけどなー。


まぁ残念だがここは笑顔で送り出す。


出来た私である。


お嬢!いってらっしゃい!!!



こうしてお嬢を見送り、またいつもの

待機行動となる。


ひとまずこの城壁沿いに散歩かな?


なんとなくハサミで城壁をなぞりながら

ふらふら歩いている。


ホントどこまでも続いている。


お嬢の話だと夕方には一度

帰ってくるらしい。


あんまし遠くに行き過ぎると夕方までに

戻れなくなりそうだ。


んーそろそろ戻ろうかな?


と思っていたところ。


どこからともなく2羽の鳥が

少し遠くにおりてきた。


大きさは大きめなフラミンゴほどの大きさ。

赤を基調に黄色やらで飾った極彩色。


うわー綺麗だなぁ。


そう思っていると2羽は小刻みに動き出した。


どうやらリズムを取っているご様子。



・・・。



っふぁ!?



突然2羽が踊りだした。


なんだか盆踊りとベーリダンスを足して

2で割ったような斬新な踊り!


しかも見事に息が合っている!!!


しかもだんだんこっちに近づいてきている!!!


な、何これ!?


ちょっと怖いけど見入ってしまう。


そうして触れられる距離まで近づくと

踊りを止めて大きく一礼をする。


は、拍手!


なんかわからんけど拍手ですねこれは。


いつの間にか出てきていたスラ子も

喜んでいるようだ。


2羽もなんだかご満悦のご様子。


そして宿殻の木の上に降り立った。



・・・。



どうやら巣作りをしているらしい。


近くにいた人に文字を書いた板で尋ねてみると。



「あぁ、『ダンスバード』ね。もうそんな時期か。

この鳥はな、子作りの時期になると

パートナーを見つけ踊りに理解のあるものの

近くに巣を作って子育てをするだよ。」



的なことを教えてもらった。


へーそうなんだ。


と、思いながら頭に巣を作られている

マッキーに大丈夫か聞いてみた。


・・・。


うん、今日も動じてない。


ということは大丈夫なのだろう。


嫌なときは微妙に顔が歪むからな。


この前スラ子が○ルサンに触れて発動

させてしまったときに結構顔歪んでたし。


よし!大丈夫!!!


ということで新しい仲間が増えました。


なんかオスっぽいのが『ピリ』で、

メスっぽいのが『カラ』。


合わせてピリカラ!


うん。このキャッチフレーズでいこう。


・・・?


あれ?こんな感じになると

プレートからスキルのお知らせがあるはず?


最近はスラ子が包んでいなくても

宿殻内の音が聞こえる位置に置いている。


相変わらずスキルを使うと鳴っているが、

スラ子が仲間になった時のようになんだか効果の

わからない【特:共生】というスキルを検知しない。


何か違いがあるのかな?


まぁ、そんな感じでお嬢が帰ってきた。

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