出会いと始まり
第1章 出会いと始まり
神羽野学園。この学園は全寮制で18234もの校則が存在しており、いじめ、問題のないエリート学園としてその名を日本にとどろかせていた。学園中に監視カメラがいくつも設置されていて、問題が起こるとそれが風紀委員に0.1秒で伝わり風紀委員達の断罪が下るとのことだ。
そう噂されていた。ただの噂だ。実際にはどうなっているのかわからない。だって、現に僕はいじめられているのだから。
*
いたい。苦しい。誰か・・・・・。助けて。
神羽野学園が持つショッピングモール2Fトイレにて。不良中学生、川見洲多のまるで鈍器のような暴力が炸裂する。先月から続いていることだ。毎週ここに2万円もってこなければボコす。そう言われて海東 星太は自分の少ない貯金をおろして、毎週ここにもってきた。先週までは。しかし今日になって貯金はきれてしまった。
「おい!!!!なんで金もってこねーんだ。言ったよな。ボコすって!!!」
「ご、ごめんなさい」
「ごめんなさいじゃあねーんだよ。くそが!!!」
おもいっきり蹴られた。なぐられた。腹を。頭を。くやしいなあ。なんにもできないなんて。もし俺に力があったら。こんなやつなんかに負けたくないなあ。こんな暴れているだけの人間のゴミに。畜生。 その瞬間、
バリイイイインッ!!!!!!!!!!!!!トイレの窓が雪崩のように、渦を巻くように割れた。
「ああ??なんだあ?」
「校則第9条、生徒内での暴力及び、いじめは一切禁止とする!!この校則を守れええ!!!」
窓を割ってバランスをくずした体を元に戻し、少女はそう言った!!!
少女のは学ランを着ており、黒いスカートをしていた。
助けにきてくれたのか?ぼくを。
この物語はかなり前から練っています。
放課後を使って連載していくつもりです。文章は下手ですが
読んでいただいて感想をもらえれば光栄です。