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世界初のダンジョン?

----------------

この世界初のダンジョン発見者になりました


以下のスキルを報酬として付与します


・〈ゲーム〉


----------------

  ダンジョンに入場しますか

       Y/N

----------------


「.............なんじゃこりゃ」


 自宅のベットに寝転がりながら俺はぼんやり呟いた。


 5月初旬。ゴールデンウィークの1日目。

何処に出かけるでもなく。勉強やスポーツに勤しむわけでもなく。

 ダラダラと昼間っから惰眠を貪っていた俺の目の前に突如としてそんな文字が出現したのである。


「スキル? ダンジョン? これってよくゲームとかで出てくるやつだよな?」


 目の前に出現したのは、ゲーム画面のようなウィンドウ。

 そのウィンドウの奥に見えるさっきまでは存在していなかった水色のゲートのようなものであった。


 俺はさすがの異常事態に起き上がってベットの上にあぐらをかいて座った。

 頬をつねったりしてみる。


 うん。痛い。

 どうやら夢ではないみたいだ。


「うーん、夢じゃないとすると、なんで突然こんなものが見え出したのかね..........あ、メッセージ?」


 目の前の水色のゲート(たぶんダンジョン)を観察していると、視界の右上の辺りに手紙のようなマークを発見した。マークの横にはピコピコと点滅する赤い『!』が浮かんでいる。

 まさかと思い手紙のマークを意識すると目の前にさっきのウィンドウとは違う文章が出てきた。


----------------


 メッセージ(New!)


 おめでとうございます!

 紅月真人さま。あなたはダンジョン初発見者として〈ゲーム〉のスキル所持者になりました。


----------------


「え....これだけ⁉︎他に何かないのかよ!」


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