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1話

語録君は……最高やな!

I☆N☆MU君が作ったクッソ汚ねぇ穴にシュゥゥゥゥと吸い込まれた俺は「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!ブツチチブブブチチチチブリリィリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!


とクッソ汚ねぇ声と音を立てながら放出された。

そして2mくらいの高さから落下する。


「痛スギィ!」


地面に叩きつけられた俺は悶絶少年と化した。

全身の痛覚がI☆N☆MU君に控訴不可避と訴えている。


「えーっと、こ↑こ↓は……どこだよ(困惑)」


木しかねぇ。

見渡す限りのクソ緑。


「異世界に転生した瞬間に森の中を彷徨うハメになるってこれマジ?」


普通案内人とか居たり街に放り込まれたりするもんダルォ!?

I☆N☆MU君、ここから俺にどうしろと(困惑)


……そう言えば異世界転生特典のチートスキルについても「淫夢ファミリー」に関係あるものとしか言ってなかったっけ。

神様、適当スギィ!

悔い改めて。


「キャーーーッ」


「グワァァァァァァッ!」


あ、おい待てぃ!

野太い声、野太い声が聞こえたよ今(歓喜)

アレってつまりそうだよね、ガチムチの声だよね(大歓喜)


「追わなきゃ(使命感)」


取り敢えず走り出す。

やる事も無いし。

チャンスと良い男は追わなきゃ逃げる、当たり前だよなぁ?


暫く走り続けると森を抜け、ひらけた草原に出た。

おっ、颯爽と走るガチムチの男発見!


「いいカラダしてんねぇ!」


体色は鮮やかなグリーンで背が高くて女を追ってて……ん?

女を追ってて?

そう言えばさっき女の悲鳴も聞こえた様な気が。


女……女ねぇ。

お兄さん、ちょっとちょっと。


「お前、そんな女よりもここに良い男がいるダルォ!?」


控訴不可避!

一心不乱に緑のガチムチに向かって走り出す。


「待てやゴルァ!」


緑のお兄さんの後ろに走る。

俺もガチムチ目指して鍛えてるんで、足の速さは多少はね?


「ヒイッ、お、オークが増えた……って違う!?

おじさん、お願い助けて!!」


緑のお兄さんの前を走る女が聞き捨てならない事を言った。


「おじさんだと!ふざけんじゃねえよお前!お兄さんだろぉ!?」


迫真の顔で怒鳴る。

もう許せるゾォ!


「ごめんなさい、謝るから!

今は助けて!

何でもするから!」


「ん?

今何でもするって?」


そう聞くと激しく頷く女。


「しょうがねぇなぁ」


淫夢厨に悪人は居ないってそれ一番言われてるから。

はっきりわかんだね。


ついでに、あのガチムチのお兄さんの気を引こうと今こうして俺は後ろを追いかけているんだけど。


「受けも良いけど、攻めも良いゾ〜^コレェ」


となると動きを止めなきゃ。

あのお兄さんをじっくり攻めるには……ヨツンヴァインにでもさせるか。

えーっとI☆N☆MU君から貰った転生特典の使い方は……取り敢えず唱えれば良いか(適当)


縛裸無呿(しばらなきゃ)!(使命感)」


「グォォォ!?」


するとガチムチのお兄さんの体は一瞬にして亀甲縛りの具合に縛られた。


やったぜ。


そして地面を転がりながらジタバタする緑のガチムチの前に立って一言。


「お ま た せ」


ホモ特有のネットリヴォイスで、緑のガチムチに告げるのだった。





ブクマ早めで

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