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〜第二話 恋心と…〜

貴方のことが好きだと気付いたその日から、

少しだけ、毎日が明るくなった。

私は私だけの幸せを見つけたのだから、それだけで満たされていた。

私は気付いていなかったけれど、

それは周りから見ても一目瞭然の変化だったらしい。  

当たり前なのかもしれない。

だって、少しでも綺麗に見えるように努力するのは自然なことだと思うから。

    

「変わったね。」  


そうね。と、心の中で呟く。決して口には出さない。

言えば噂になるから。こういった話題に女子は敏感なのだ。  

  

  

ほら、やっぱり噂になった。私は何も言っていないのに。     





その後、ある友達が私の元に持ってきたのは彼のメールアドレスだった。








彼とメールを始めて4ヶ月が過ぎた。

毎日が本当に楽しかった。


――でも 

 

私の心は裂かれる思いだった。

彼が私のことをどう思っているかが分からないから。

複雑な思いが渦を巻く。

不安で、不安で、心の痛みは増すばかり。

けど、確かめたくて・・・


私は彼に思いを告げてしまった。

 

――答えは“No” 

「ごめん」の一言もなしに。 


楽しい時間には、いずれ終わりが来る事など分かっていたはずなのに。 

なのに、 

  

――愚かな私・・・ 


そのピリオドを自分で打ってしまったわ。





笑いたいのか、泣きたいのか分からない。

自分を嘲り、後悔し。

 


暗い心のままの、1ヶ月。


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