都市島プロジェクト
とりあえず作中の食糧がタダ同然の理由?を解決しようと思いました。
まず、このプロジェクトの目的についてだ。
一番の目的は、他の惑星に避難する際の環境についてだ。
太陽の寿命や地球の寿命が来なくても、地球は人が住めない環境になってしまうだろう。そのため、いつ我々が地球を手放すかも分からないのである。
その時のために、すぐに他の星でも食糧を確保できるようにしなければならない。そのため、植物の品種改良をし、大学内ではほぼすべての植物が1ヶ月以内に収穫可能になるほど早く成長するようになった。しかし、それは品種改良の他にさやざまなバックアップがあったからであり、日光や水分が無くとも育てられるようにしなければ意味がない。また、どんな地形でも作れなければ、適応することは不可能に近いのである。
そのための施設はもう用意されていて、その名前は都市島という。
都市島は、半分が街のように作られた人工島である。
これは元々日本が領土の拡大のために作っていたものが放置された人工島で、我々が実験するにあたって非常によい島だった。
ここで品種改良の他に、土壌などの生産キット付きのカプセル型にした物を作り始めている。
結果、味以外は問題なく進んだ。しかし、さらなる追求を重ねるとともに、この都市島の中に人を入れ、この品種改良で早く育つ食材を使ってもらい、安全性を確かめるという目的の、都市島学園という施設が完成した。
最初は共学にしようとしたのだが、当時大学生であった、染宮海覇が、女子校にして、男性の出入りを厳重に禁止させるという案を出してきた。
男性がいると破壊などが容易にされてしまうが女性だけならば使用が増える上に破壊や探索がないというのだ。実際彼以外の研究員はすべて女性なので問題なく賛成した。
そして、現在は砂漠などでも約42%の植物が成長でき、最初は実験していなかった牛などの家畜の成長スピードについての実験も進んでいる。
これからさらに進むだろうが、中心だった染宮海覇がこのプロジェクトから脱退した。しかし、私達はやり遂げなければならないのである。
大日本テクノロジー研究大学
都市島プロジェクト 最高責任者 足立 直美
足「この中でセリフがなかったからここで話させてもらおう。都市島学園学園長の足立直美だ。」
「このプロジェクトは私と海覇で作り上げたんだ……。」
「べ、別に海覇のことが気になっておるわけではないぞ!!まぁ、私は飛び級してたから立場が上だったわけで……ゴニョゴニョ………海覇とは同い年だし………。」
「は、恥ずかしくなんかないぞ!!」
「じ、次回、高校入学!!」
「生徒のことを知るのは私の使命だ!!」