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初めての寮生活

更新遅くなりました!!

新キャラの設定考えるのに思った以上に時間がかかってしまいました……。


救世主の涼さんに助けられてから、改めて自己紹介する事になった。


「さっきも言いましたけど、鹿羽 蝶歩です。蝶歩の方で呼んでくださいね。」

蝶歩さんは明るい茶髪のロングヘアーで、胸は僕より少し大きい。優しそうなお嬢様というイメージだ。今高校2年なので僕が通う頃は高3だ。


涼さんは漆黒のショートヘアーだ。黒という一言では表せないぐらい深いので漆黒と表させてもらう。胸は本人曰くBらしい。今は姉様と同じ高1で生徒会副会長をしているらしい。



さっき、僕を外国人と勘違いしてハローと入ってきたの人は、黒の髪をサイドテールにしている。サイドテールを結んでいるのは水色の水玉のシュシュだった。胸は書くのが申し訳ないほどのまな板です。

「日本人だったんすね、私は戸松 香っす。今中学3年っすから同い年っすねー。苗字でも名前でも好きなように呼んでくださいっすー。」

そういうことなので戸松と苗字で呼ぼうと思う。

戸松はずいぶん軽い人なんだなーと思う。一言で言えばだけど。


これで残っているのは3人だ。

「響音 フォルテです。ここに来たのがあなたの前で……中学一年の時は別の寮だったんですけど寮が自分の部屋と台所が全焼しちゃって………中学二年の夏からここにいるんです。よろしくお願いします。気軽にフォルテちゃんって呼んでくれると嬉しいです!」

フォルテちゃんはハーフなのか髪が銀色だ。髪は肩に付くほどで、フォルテッシモの音符の形の髪留めをしている。色は黒だった。胸は僕と同じくらいだった。フォルテちゃんは今中3だから僕と同い年だ。


「ボクは折紙 神々(おりがみ みかみ)。今高1だから君の一つ上かなぁ~。よろしくね。ボクのことは神々さんと呼んでね!そういえば君って自分のこと僕って呼んでるね。」

「しっくりくるので……。今から私に変えるのはちょっと無理ですね……。」

すると神々さんは「仲間だね!!」と僕に抱きついてきた。

少なとも姉様ではないので拒絶はしなかった。

姉様は恨めしそうに見てるけど無視しよう。

神々さんは暗い茶髪をポニーテールにしていた。髪をまとめているのは白の髪ゴムだ。胸は姉様より少し大きいぐらい。


「最後になったけど………くれない 雀子すずめこ。よろしくね、みおちゃん。私は今高2だから一年ぐらいかもしれないけど……。あ、私のことは雀子先輩じゃなくてチュチュ先輩って呼んでね。雀子先輩だとすずちゃんと被るから………。あ、チュチュっていうのは昔からのニックネームなんだ。」

チュチュ先輩はショートヘアーで後ろを輪ゴムで止めているところだけ赤色で、後は全部黒だった。


こうして、全員の自己紹介が終わった。

「それじゃあこのケーキと買ってきた竜宮屋のお団子を食べましょうか。歓迎会です。」

ケーキは僕が作ったんだよなぁ……。

「じゃあ奏は竜宮屋のお団子だけね。暴走されたら困る。」

「なんでよ!!私だって御恩のケーキ食べたいのよぉぉぉぉぉ!!」

姉様の断末魔を無視して歓迎会は始まった。

「にしても、材料勝手に使ってたんですが、大丈夫だったんですか?」

「大丈夫ですよ。冷蔵庫や倉庫の中身は無料で補充できるので。」

どんな仕組みなんだろう……?

「それにしてもこのケーキはおいしいね!!ボクはこんなに料理できないから羨ましいよ………。」

「ん~。やっぱりケーキは正義だね!!」

「他にも作れるお菓子ってある?」

「え~と、クレープとかクッキーとか………。そういえばいつもご飯ってどこで食べてるんですか?寮母さんいないみたいだし……。」

普通いるだろうとおもう寮母さんの姿はおろか部屋すらない。

「この都市島では寮母さんがいる寮って少ないんすよー。」

戸松がそう言って少しだけ疑問が解ける。生徒の自主性を高めるためにまとめ役や監視役がいないらしい。

「じゃあいつもはどこで食事を……。」

「無料食堂に行くの。無料食堂というのはいくつかあって、そこなら学生証で毎朝食べられるの。料理ができない人も多いしね。まぁ、その分あんまり美味しくないのが欠点だけど。」

自炊する場合は大体の材料は無料でもらえるらしい。とはいえ、寮の食堂で食べる人はこの寮でなくても少ないらしい。まぁ、基本的に大所帯(基本20人~40人、最大は132人)で寮母さんがいる寮の方に人が行ってるらしい。そーゆー所は寮というよりはホテルらしい。僕はそんなのには憧れないんだけど。

「ここ空き室2つあるしね~。それに中学生になってくるやつはわざわざ設備の悪いところに行かないけどね。」

と、チュチュ先輩が言うのだけど、ここの食堂の設備は悪くないと思うんだけど……。


歓迎会が終わって、次は何をするのかなぁと思った。歓迎会=夕食となっていたので次はお風呂ということになった。

姉様は目を輝かせた。なんでかははっきり分かっているのだけど対処策があまり思いつかない……。

「さてと……あ、お風呂に入るのは午後4時から午後10時までならいつでもいいですけど午前中は掃除をやらないといけないんです……。」

掃除は授業中に業者の人が来るらしい。

土、日、祝日は午前10時に来て掃除してもらうという感じ。


ずっと家の風呂で洗っていたので、素っ裸で浴場に入ろうとしてしまい、フォルテちゃんに止められた。今思えば洗い方などは分かっていたけどずっと家で一人だったのでそういう恥じらいというかマナーを分かっていなかったと実感した。

「御恩ちゃんって、どういう感じで育ったの?」

「………ずっと家の中に引きこもっていました。」

「そーなんだ。私はてっきり……。」

そこで止めないで。めちゃくちゃ気になるから。

するとフォルテちゃんはこんなことを言い出した。

「てっきりタオル使わないで手だけで洗う派かと思っちゃったよ~。」

………いやいや、そこまではしないと思う。ちなみに僕はスポンジで洗う派です。いや、一般的だと思うし。

ついでに言うと洗う順番は頭、体(腕、足、胸、背中、腹)顔の順だ。ムダ毛をいちいちとるのは少し面倒なので3日に一回にしている。

「それにしても、綺麗な肌だね~。」

「魅恩ちゃんも金髪綺麗だよぉ~。私もハーフで銀髪だけど、金髪も憧れてるんだ~。」

「ハーフってどこの?」

「一応ドイツなんだけど、産まれも育ちも日本だからドイツ語喋れないよ~。魅恩ちゃん。」

と、今は2人で入っている。

歓迎会の片付けを僕とフォルテちゃんと戸松の三人でやっていたのだけど、戸松がとっとと逃げてしまったのだ。その後2人でやって、今に至る。


風呂から上がって、パジャマに着替えてから部屋にむかう。

フォルテちゃんは105室だけど、なぜか僕の部屋に入ってきた。枕をもって。

「仲良しの印に一緒に寝よ~?」

「うん、い~よ~。」と、姉様でないなら何の心配もないんだって思えてきた。

「すぅ~。すぅ~。」

僕はすぐに寝てしまった。フォルテちゃんを抱き枕のようにして寝てしまう。シャンプーの香りでいやされるのだ。

「魅恩ちゃんかわいい~。抱かれ心地すごいいい~。」


夜にボコスカと音がした気がしたけど気にしないで寝ていた。

涼「あー、シスコン沈めるのも一苦労だ……。安眠妨害はんたーい。」

折「さっきの音なんだったのさ?」

涼「気にしないでいい。私の夢心地になる時間を妨害されそうになったから奏ぶん殴っただけだ。」

奏「うぅ……魅恩の寝顔ぉぉぉ……。」

涼「次回、魅恩のお料理大作戦!!」

折「奏は放置でいいのかぁ………。」

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