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温泉旅行へご招待 城九乃坂編

タクト視点


ゴールデンウィーク突入前日…………。

「さてと、それじゃあ部屋とかを確認しておこうかな……。」

「俺女子と一緒が良いんだけど~。」

「「嫌です。」」

夏音とアーシュが同時に言った。

「まぁ希留葉は好葉ちゃんと同室ってことで……って拒否?じゃあこれで。まぁ、この通りだよ。」

1、私、夏音、アーシュ、龍水。


2、目黒、希留葉、仁


3、ネオン、好葉、ツァルト、蒼空そら


「蒼空って誰?」

「あぁ、蒼空は好葉の親友で、確か名字は樫羽かしばだったかな…………。」

「中学の時に何回か話したことはあるな………。」

「まぁ、ツァルトの友達は全員家族旅行で夢の国か○SJに行くらしいし……………。」

「それだからあの部屋で唯一の小学生というわけかぁ……って、私と星也は同じ部屋なんだな!!嬉しいな!!」

「けっ、なんで二人の惚気を見せられるのもなぁ………。BLにしか見えねぇから目に痛…………なんだよ目黒?」

「仁の事を女の子らしくないと言ったら………連れて行きませんよ?」

「分かった!!悪かった!!来年には自分で彼女作るから!!それで文句ないだろうが!!」

「分かればいいんですよ。分かれば。ま、それ以前に希留葉も大分鈍感だと自覚してもらおうかなぁと考えておりますが。」

「………うっせ、リア充は黙ってろ!!つーかなんで伊吹は女子と同じ部屋なんだよ!!」

「幼なじみ、一番下の妹、監視役なので大丈夫と三人は言ってましたから。」

「くっそ!!なんで俺はこんなにモテないんだよ…………。」

「はぁ………それよりも部活で後半は潰れますからね。後部活の交流会用のお土産も頼まれてますし、ゴールデンウィーク開けたらインターハイへの練習が本格的に始まりますからね。」

「はぁ………分かったから。とりあえず準備する物は他に何かないか?」

「まぁ、着替えとかで大丈夫ですけどね。まぁ、多少お金を持って行ってもいいですね。夜に出店がありますから。」


「じゃあ、明日駅前に集合で!!後希留葉は仁を侮辱した罰として交流会の時に監督と部屋変わってもらいますね。」

「やめろ!!先輩方が言うにはその部屋ガイドさん用レベルだろ!!しかもコース料理も最低ランクで………。」

「監督もたまには部内のガキどもと夜にワイワイしたいなぁと言ってましたからね。それ関連で、僕の部屋には監督とゆっさん、むらさん、やっちゃんにトムランとなりました。枕投げとか楽しんできますよ。」

「監督は普通それ止めるやつだろ!!」

「今まで我慢してたみたいですね。まぁ、三年は遊びまくれますから、良かったです、監督。」


ちなみに、サッカー部の監督は早乙女さおとめ 賢一けんいちさんという人で、かなり熊っぽい印象だ。しかし、愛妻家で、女子マネへの配慮も忘れていないという。

実際サッカー部の交流会で泊まる宿は別で、副顧問の女の先生が引率しているらしい。


ちなみに、その部屋で唯一の三年生のゆっさんは黒雪くろゆき いばらという名前で、ポジションはフォワードでキャプテン。

昨年は公式戦10試合で合計25得点、ほとんどハットトリックをしている。しかし、現在彼女はいないが、奥さんがいるという………。(真相を聞いたところ幼なじみに誕生日に無理矢理役所に連れて行かれ、判を押さされたらしい。)


むらさんは二年生で西村にしむら 憲剛けんごさん、ディフェンダーらしい。次期キャプテンとなるらしい部内のムードメーカーだという。ちなみに、同学年のマネージャーの一人と付き合っているらしい。


やっちゃんは私達と同じクラスで、名前は棚村たなむら 矢一やいち。中学時代はタナヤンだったらしいが、部に入った途端いきなりやっちゃんになったらしい。彼と中学が同じ者は彼のことをこれまでと同じようにタナヤンと呼ぶらしい。ちなみに、今回の温泉旅行にも行きたがっていたが、家族旅行があるためそちらに行くらしい。もし来ていたら目黒曰く希留葉と彼で一部屋にするつもりだったらしい。


彼は現在ボランチからサイドバックにコンバート中らしい。


トムランは隣のクラスで、次期ゴールキーパー。

体育の授業での失点率はゼロらしい。

本名は十村とむら 乱麻らんまらしい。



「夏音は何か部活とかは無かったの?」

夏音は今吹奏楽部に入っていたはずだ。

「………最終日に、交流会が、男子を除いたメンバーである…………けど………。ちょっと………遅れていく……ことに……した………。」

「そう。でも、部活もちゃんとやってね。私も応援するから。」

「………ホントは、タクトと一緒に歌とフルートでセッションしたかったんだけど………。」

「ゴメン、色々あって遅れちゃって………。」

そう言って私は夏音の頭を撫でた。


「…………………そういえば、タクト、アーシュ、仁は部活入らないの?」

「わ、私は星也の彼女だからマネージャーやろうかと思ったんだけど、選手にされかけたりとかしたからやめざるを得なかった………。」

「でもコイツ普通に高速クロスとかうつからな…………。」

「私は故郷でやったこともあるラクロス部に入りました。いや~、普通にスポーツやれるって素晴らしいですね。これまで研究室に籠もりっきりだった頃とは大違いですよ。」

と、言っている。

しかし、私は固まっていても新たに入りやすい運動部に入る気は無いから、文化系がいいんだけどね………。吹奏楽と軽音と合唱はもう入るのを断ってるらしいから、………こんな時こそ卒業生の意見の書かれたノートの出番だ!!と出そうと思ったら家に置いていること。忘れていた。


……ゴールデンウィーク終わったら部活に入ろうと、そう思った。

ア「次回はどうやら今回出た人が出てくるらしいですね。」

希「ゆっさんは出さないよな……。あの人怖いんだよ。恋愛面も。、何18になった途端幼なじみのお姉さんに役所に引っ張られて即結婚って……………。」

仁「わ、私たちはいつぐらいに結婚するんだろうな………星也。」

目「そうですねぇ…………。学生結婚にしますか………。」



伊「………次回、好覇の家庭事情 ヤン編。」

夏「タクトの扱いが最近ひどいけど………。」

伊「気にしないで、お願いだから。」

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