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人口最下位ガール

疾風視点

「あ…………、あんたも参加してたんだ?」

「そうね、忍鳥。私と同じ理由かしら?」

根雨川ねうかわ 姫乃ひめの……あんたに一言言いたいのよ………。」

別のクラスの委員長である彼女に私は……。

「香茸は捨てるなってあれほどいってるでしょーが!!」

「捨てるでしょ普通!!」

「香茸ご飯のおいしさが分からないの?あの香茸のコリコリ感!!」

「私は白飯とチャーハンとチキンライス以外の米の使い方は嫌いなんですー!!」

「はぁ?私の家ではオムレツしか作ってないわ!!プレーンオムレツ最高!!」

「プレーンオムレツなんてスカスカじゃない?チキンライスでのオムライスが最高よ!捨てる香茸での炊き込みご飯?そんなもの米の無駄じゃない!!」

「何を!!私のおばあちゃん直伝の炊き込みご飯食べて見ろ!!絶対に頬が落ちるわ!!」

「じゃあトロットロのふわふわオムレツ食べれば?普通に頬が落ちるわよ?」

口論が始まりました。



※根雨川が忍鳥の頭を触れば根雨川の勝ちです。ケイドロでは。




「豆腐竹輪は邪道な食べ物!!」

「邪道じゃないよ!!忍鳥!!醤油つければ美味しいんだよ!!絶品なんだよ!!」

「豆腐といえば揚げ出し豆腐!!竹輪はおでんって決まってるんだよ!!」

「おでんに豆腐竹輪はあわないかもしれない………。でも!!ソロだからこそ豆腐竹輪はおいしいんだぁぁぁぁ!!」

※作者の意見です。

「五月蠅い!!揚げ出し豆腐にあんかけ………うん、今度本土に帰ってお婆ちゃんちに行って作ってもらおう。よだれ出てきた………。あ、竹輪って磯部揚げも……。」

「その二つを一度にできるのが豆腐竹輪だぁぁぁぁぁ!!」

「しまった!でもまだ反論はある!!二兎を追う者は一兎も得ず!!揚げ出し豆腐のあのカリッとの後のドロンとした感覚は竹輪の少し固い触感では何もできないからなぁ!」



※言っておきますがこの口論の勝敗に意味はあまりありません。





※話題が変化しました。

「茶碗蒸しには春雨いれるでしょ!!」

「はぁ?入れないに決まってるじゃない!!」

「修学旅行で茶碗蒸しがでたとき春雨が入ってなくて旅館の見習いさんの腕捻挫させてしまって平謝りしたってなるぐらい私にとって春雨は茶碗蒸しになくてはならない物なのよ!!」

「あんなかさましの手段をおいしいと思えるのだったら笑うわよ!!茶碗蒸しはほうれん草に椎茸、かまぼこの三つで十分じゃない!!」

「…………ゆりねと銀杏…………。」

「は?」

「ゆりねと銀杏も必要じゃああああ!!!」

「そんな変わり種をいれるなんて、あなたの家のおばあさんはご乱心じゃないの?」

「なんだと!!茶碗蒸しはほうれん草に椎茸、かまぼこにゆりね、銀杏、最後に春雨のが本物だぁぁぁぁ!!」

※作者の家ではこんな具の茶碗蒸しです。

※もう一回言いますがこの口論の勝敗に意味はありません。





「はぁ、はぁ………。」

ここから一歩も動いていないのに、私と根雨川はひどく息切れしていた。なんでだろうか?

※食文化について言い争っていただけです。

「まだ……まだ………最近タケノコが採れるようになったから取りにおいでってお婆ちゃんに言われてるんだ……。天ぷら………タケノコの天ぷらが私を待っている……。」

「タケノコなら筑前煮かチンジャオロースでしょ………。」

「タケノコ堀は結構つらいけど、天ぷらに比べれば安い仕事なのよ……。」

※作者の住んでいる地域の保育園ではタケノコ堀のイベントがありました。まぁ、過疎が進んだのか保育園が廃園になってしまいましたが……。




「鳥の肉は唐揚げよりも天ぷら!!これは譲らない!!」

「唐揚げ丼の方がおいしいの!!」

「鳥天をそばで食べるというのが最高なんだよ!!」

「唐揚げにレモンが最高にあうのが分からないの?」

※この口論が始まってから軽く20分経過しました。



「カレーはこ○まろが一番なんじゃぁぁぁぁぁ!!」

「バー○ンドでしょ!!そこは!!」

「二段○とかイン○カリーとかも食べるけど一番はこれだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「他に食べるならジャ○でしょ!!」

「…………まぁ、家のカレーが一番なんだよね。」

「ネズミの国のは私の口に合わなかったよ……。何年家のカレー食べてるのか……。」

「店のカレーってなんか少し味が違うから美味しいと思えないんだよね……。」

「でもカレーの肉が牛肉なのは原がたつわ………。」

「普通豚肉でしょ………。」

「「ポークカレー最高!!」」

※中学の頃作者が修学旅行でネズミの国に行ったときに食べました。口に合わないのかおいしく感じませんでした。家のバー○ンドカレー最高です。

※二人の意見が初めて一致しました。

※もう聞き飽きたと思いますがこの口論の勝敗に意味はありません。




「はい、確保~。」

ふいに後ろから、誰かに頭を触られた。

「二人とも口論に夢中で私に気づかなかったじゃない。」

そういえばケイドロ大会の最中だったんだ………。

「私はディナーのためにがんばってくるよー!選抜組だしね!」

そういって去っていく人……。



「次の戦いは、スポーツ祭で。」

「次は………負けないわよ。」








海「えー、今回も見た目が書かれていないキャラの見た目についてです。まぁ、簡潔だけど。」

伊「確かこの根雨川さんは、イナイ○のガ○ルのような髪型で髪の色は焦げ茶です。」

海「人口最下位ガールというタイトルの意味はまぁ、ある県の出身ってことだ。まぁ、作者も同じ県の出身だが。」

伊「砂漠と都会っ子に言われると腹がたちます。という県です。」

海「○語のアニメで砂漠と化してはいたが、片っぽだけだからな。つーか砂漠じゃなくて砂丘だし。」

伊「馬の背上がるのきついんですよ。しかもその先にある坂を降りてからまたあがるのがまた辛い……。」

海「次回、ケイドロダイジェスト。」

伊「ケイドロ編完結ですか?」

海「とりあえずはな。」







海「ケータイのだと「ああ」とか打つときに「い」になってしまうことがあるのが非常にムカつくという。」

伊「パソコンだとそーゆーの無いですからね……。」

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