そして僕達は付き合いました
そのあとも話しが急転することないまま、結局…という言いかたは悪いかもしれないが、僕達は付き合うことになった。
「これからも、よろしくお願いいたしますね」
と穂香
帰りも車で駅まで送ってもらうことになった
「ええまぁ…こちらこそ…」
この2時間ほどで、かなり頭が混乱した
これはホントに現実なんだろうか…?
もしかしたら夢ではないだろうか?
今日初めて会った女の子がいきなり僕に付き合って!なんて……
「あの…稔さんは…その…彼女さんはいらっしゃるんですか?」
今聞くんかい
と、心の中でツッコミ
「いや、生まれてこ
のかた、彼女ができたことなんてありませんよ」
と返す
「そうてすか…ではあれですね!その…り、りあじゅう?でしたっけ?それですね!」
と穂香が言う
え?
リ、リア充?
まさかこの娘こ口からそんな用語が出てくるとは驚きだ
「えぇと…意味、あってました?りあじゅうって」
と心配そうに穂香
「あ、ああ、あってるあってるよ、ははは…」
と苦笑い
「私、結構人見知りで…小さい頃からあまり友達と遊んだことがなくて…最近の流行りとか…そうゆうのはよくわからかくて…」
「へー」
少し以外だった、今朝はいきなり告ってきたから今どきの逆ナン!?
とかいろいろ思ったけど…
「ならなおさら…なんで僕を選んだの?なんか…ちょうどよかったとかなんとか、言ってたけど」
「それは…その…稔さんが…優しそうだったから……」
顔を真っ赤にして穂香は言う
駅についた
「それでは、稔さん、また学校で」
「うん、じゃあ」
…こうして、僕美咲稔は、今日初めて会った女の子、立花穂香と付き合うことになった。