10/17
分かれよ!
日曜日を挟んで4月20日
今日もいつも通りに、特等席の電車のホームへ立つ
電車が来るまでの間、穂香を待ち続けたけど…
結局来ることはなかった。
…今日は先の電車で行ったのかな?それともまだ来ていないだけなのかな?それとも…って、何考えてるんだ僕は?
よく考えると、僕と穂香はまだ会って3日くらいしか立ってないんだぞ?
それで、会って次の日にいきなりデート…
いくら婚約解消のためのフリだとしても、キスまで迫られるなんてなぁ。
でも…何で怒らしちゃったんだろう?
怒ってたよな?あれ。
学校へ着き、藤村に相談することにした。
「…とゆう事があったんだけど」
「なんだそのマンガみたいな関係!羨ましい…」
「いや、羨ましいとかはいいから何か-」
「ねー何の話?」
割り込んできたのは、同じクラスの新井景荷だ。
バスケ部部長で、ポニーテールが特徴のスポーツ少女だ。
「いや、稔がさ…」
と藤村が替わりに説明すると
バンッ、と僕の机を叩き
「その娘アンタのことが好きなんだよ!」
「えええ!?」
「分かれよ!アンタ女々しいクセして女心は分からないの?」
「分からないよ、てか女々しい言うな!」
「とにかく謝りなさい!早く!」
「そ、そう言われても…今日学校に来ていないみたいだし、アドレスとかもしらないし…」
「じゃあ明日スグ謝りなさい、いいわね!」
「…うん」




