雑文エッセイ「悪役令嬢は悪いやつだから悪役なのに、何故に主役なんだ?問題」
そもそも物語における悪役って、主人公を輝かせる為のバックライトだよね?
確かに出番は多いけど、あくまでヤラレキャラなはずだ。
更に悪役令嬢を校内イジメ問題で例えれば、イジメる側のリーダーじゃんっ!
そんなドロドロした立場のキャラが婚約破棄されたら、普通はその時点で『ざまぁみろ』だよね?
なのに何故ここに作品を読みに来る子たちは悪役令嬢を推すのだろう?
むーっ、もしかしてみんなそっち側の人間なのか?それってちょっと腐りきってない?
まっ、このモヤモヤはそもそも悪役令嬢モノの元となったストーリー展開を知らない人が感じてしまう違和感だろう。
そう、一番初めに悪役令嬢が流行り始めた頃の設定って、ゲームのヤラレキャラクターだったはずなんだよね。
そのキャラに何故かゲームをプレイして結末を知っている主人公が乗り移ってしまい、なんとかバットエンドを回避しようと奮闘するストーリーが悪役令嬢モノだったはず。
つまり悪役というキャラクターであるにも関わらず、自己保身の為にゲームストーリーを変えようとする主人公の奮闘記が悪役令嬢モノだったはずなのだ。
つまりSFで例えるならばタイムスリッフ系の歴史改ざんモノと一緒。だけど今はそこら辺のいきさつは端折られて、悪役令嬢とは名ばかりの良い人キャラが、封建的環境から有無を言わさず婚約を決められた駄目男くんと縁を切るチャンスとばかりに相手の落ち度を糾弾して関係を断ち切る勧善懲悪モノになっちゃってる気がする。
だから今は悪役令嬢という肩書きが宙に浮いちゃっている作品が多い気がするんだよね。
そこら辺が一番最初に話したもやもやに繋がっているわけだ。もっと言うと今の悪役令嬢系って、もはや元々の悪役令嬢モノの二次創作ジャンル化しているんだと思う。
つまり今の異世界恋愛ジャンルは昔を知らない新規読者に支えられているんだろう。
その事が顕著に数字化したのが2026年8月4日のエッセイジャンル日間ランキングだね。
いや~、すごいよっ!悪役令嬢系物語の考察エッセイのPVがたった10時間足らずの間に1千300PV以上稼いでいたからね。
うん、エッセイジャンルでは久々のヒット作品だっ!しかも6割以上がスマホからのアクセスでしたっ!
まっ、これは夏休みという状況も後押ししているんだろうけど若い子たちって本当に『悪役令嬢』っていうワードに敏感なんだね。
まっ、私も『SF』って単語には目ざといけど、たまに目が滑って『SM』って単語に引っかかってがっかりします。
そう有意味では『悪役令嬢』大好きっ子たちは、タイトルに『捜査令状』とか『悪役レスラー』とかの文字が入っている作品を勘違いして読んでしまうのかも知れない。←そんなわけ、あるかっ!
因みになんで今回こんなエッセイを書いたかと言うと、件の作品が私の次に投稿されていたから。
うわ~ん、止めてくれよ~。私の作品の評価ポイントとの落差を見せ付けないでくれっ!これは新手のイジメですか?もしかして私って悪役令嬢モノのロクデナシキャラ担当ですか?
と言うのは冗談ですが、まっ、何にしてもあの作品を読んだ子たちが少しでもエッセイジャンルに興味を持ってくれたら嬉しいね。
-お後がよろしいようで。-




