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救世主物語  作者: アルドア
2章

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第30話 エルダークレスト神聖国編その8

エミリアはエルンケ・ギに道中でカレンの暴走を止めないと殺戮が始まると言った。


なんでそんな事になるか聞いてたらそれだけエミリアの事が大切で心配してたのだ。


嬉しかったけど手段が酷すぎる。


エルンケ・ギの話だと天理調停者は3人いる。

鉄血の魔女、怪人、談話士がいるそうで、

鉄血の魔女カレン・ファースが1番被害が少ないと答えた。

エミリアは疑問に思い、

「談話士が1番平和的じゃないの?」と聞いたら

談話士が講和した後、何故か国が滅ぶと

いわくつきで3人の中で1番最悪で、癖が強いと答えられた。


エミリアは、あまり調停ではない気がする。と

思っていると、1人の老人に出会った。


彼は預言者カルミーヌであった。

今回の目的は彼に会うため、色々遠回りして

偶然にもばったり会えた。


神殿内に狂気が渦巻いてお付きの人と様子を見に来たそうで、だいぶ具合が悪そうなのが目に見えた。


エミリアは許可を頂いき、癒しの権能をかけたがあまり効果がなかった。

本人は楽になったと助かったみたいだが

一時しのぎであり、前にも死期が近い人には

緩和することしかできなかった。


彼は一緒に連れて行ってほしいと同行を願ったので一緒にいくことになった。


シリウスにどこ辺にカレンはいるのか尋ねると

次の角にいると影魔法で筆談した。


するとエルンケ・ギは加速し天井を走った。


現場には神聖騎士たちがカレンを取り囲んでいた。


エルンケ・ギが天井から飛び降りてきた瞬間、その巨大な影が神殿の中に映り、神聖騎士たちは驚いて後ずさりした。


エルンケ・ギはリザードマン特有の軽快な動きで、カレンの側に駆け寄ると、彼の強力な八角棍を尻尾で巧みに持ち替えながら、素早くカレンの魔眼封じの布を結び直した。


「やりすぎっちゃ、カレンよ。落ち着いちょくれ。」


彼の落ち着いた声が響くと同時に、カレンの狂気のような瞳の光が急速に薄れ、彼女は冷静さを取り戻した。


布がしっかりと結び直されると、カレンは一瞬きょとんとしたが、追いついて来たエミリアとシリウスの姿を認めて、その顔に安心の色が広がった。


「エミリア様!よくご無事で!」

さっきまでの狂気に満ちた表情はどこへやら、カレンは急に敬意と喜びを表して頭を下げた。


エミリアとシリウスが現れると、神殿の雰囲気が再び一変した。

彼らの登場により、場の緊張が緩むと同時に、セレスティア共和国の使節団としての存在感が一層増した。


エルンケ・ギは、リザードマンの独特な訛りのある声で話し始めた。


「我らセレスティア共和国の使節団であるんよ。」


その言葉が神殿内に響くと、神聖騎士たちの間には戸惑いの表情が浮かび、互いに顔を見合わせた。

エルンケ・ギの強い訛りと滑舌の悪さが、彼らには全く理解できなかったようだ。


「此度の件に関して、不当であり、正式に抗議を申し出る所存であるっちゃ!」


訛りが強すぎるため、神聖騎士たちにはその言葉の意味がほとんど伝わらなかった。騎士たちはますます混乱し、何を言っているのかと首をかしげる者もいれば、戸惑いからかお互いに小声で確認し合う者もいた。


「…えっと、何て言ってるんだ?」

「何か抗議してるっぽいけど…わからん。」


神聖騎士たちの中には、エルンケ・ギの意図を理解しようと必死になっている者もいたが、その訛りが障壁となり、場は奇妙な混乱状態に陥った。


エミリアは少し微笑みを浮かべながら、エルンケ・ギの言葉をもう少しわかりやすい形で伝えようとした。

「要するに、私たちはセレスティア共和国の代表として、この不当な扱いに対して抗議しているのです。正当な手続きを踏まえた解決を求めます。」


彼女の言葉により、ようやく場の者たちはエルンケ・ギの意図を理解し始め、少しずつその場の空気が変わり始めた。


預言者カルミーヌも遅れて、入ってきた。

神聖騎士たちは不動にして直立の体勢になった。

彼は事の事情を各方面から聞いて、エミリアの件に関して

「奇跡の癒し手にして、恩人でもある客人に

疑いをかける事は何事か!」と一喝した。


神聖騎士たち申し訳無さそうに引き下がって行った。


預言者カルミーヌは咳き込みながら

「此度の件の誠に迷惑をかけた。

今一度、事実関係を明らかにし、後日謝罪を

受け入れを…ゴホッゴホッ!」

具合がまだ悪そうだ。エミリアが駆け寄り、

少しでも良くなるように、癒しの権能をかけてあげる。



そんな中、保守派のゴーラン・ベルシオが現れた。

「これはこれはエミリア様、此度の件の誠に申し訳ありません。」

彼は現れるや否や謝罪する。


「本件につきましては先ほど、確認が取れました。

改革派のネズミ、セレナが全て行っていたと先程、自供されました。」

そう言って現れたのは審問官に鎖で繋がれ手足には痛々しいぐらい包帯を巻かれ血が滲んでおり、顔は殴られた青あざでひどく腫れていた。


エミリアはとっさに駆け寄り、癒しの権能をセレナにかけようとするが他の神聖騎士たちに止められる。


セレナは歯が数本取られており、喋りにくそうに

「エミリアしゃま、このようなことに巻き込んで申し訳ありません。

これから罪を償うため神聖裁判にかかります。」


ゴーラン・ベルシオは「ほら、本人もこう言っているでしょ」



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