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重い月  作者: エタる源氏
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「HALF HEAT」――好き/嫌い

聞きたくなかったあの話

イメージだけで勝手に造り上げたあなたの像は

わたしのなかで無惨にもあっけなく崩壊したわ

そう ほんの一瞬で


美しい歌声も

バッドノイズが混ざって聴こえる


傷心を歌っても

嘘っぽくなる

安っぽくなる

本当はやさしくないのかもって

切なくなる


ナイーブな歌詞に乗せた

震える歌声にこころが震えた

あんなに言葉でひとを労れるのに

なんで

言葉を針「ぶき」に変えてしまったの?

チクチク刺す言葉

ズキズキ刺す言葉に…


美しい歌声も

バッドノイズが混ざって聴こえるわ


耳を塞ぎたくなる

なのにできない

相反する感情


言葉を操るあなたが言葉でミスをするなんて

それを間違いだと思っていないことがミステイクだわ

それを知った瞬間

欠けていくこころ

好きと嫌いが半分ずつになったわ


ひとのこころは変わりやすいものね

一瞬で「好き」から

「嫌い」になれる

同時に矛盾した生き物で

胸を揺さぶる音は嫌いにはなれないみたい


あなたの歌に揺れる鼓膜

あなたの声に震える胸

耳を塞ぎたいのに塞げない

相反する感情に支配されて


求めてしまう魔性の響き

抗えない見えないあなたの魔力

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