シスター、見たことの無いものを見る
宍木くんが、死んで中世に行った。
さぁ、今日もお勤めを頑張ろう!と意気込んで教会の聖堂に向かう見習いシスター、シーシャ・ナエル。彼女は約6歳ごろから教会に住み込みではたらいていたのだが、
「シーシャ、すまない。今日は近くの共同墓地に行ってくれないか。」
そうやって、シーシャがいる教会の神父が頼んできた。
「はい、分かりました。……けど珍しいですね。どうかしたんですか?」
断る理由が特にないので、シーシャはすぐに引き受けたが、ついでにその理由を聞いておくことにした。
「実は、昨日久し振りに″神託″があってだな。内容が″あなたの教会にいる見習いを明日、共同墓地に向かわせろ。事の次第では、大きな成長が見込めるだろう″……というものだったのだ。全く、何があるか、何が成長するキッカケになるのかなどは分からんが、″主神″からのご神託だから、間違いないだろうと思ってな。」
そうしゃべっている神父に、シーシャは喜びを隠せなかった。
―――ご神託が、私のところに!
シーシャが今まで聞いた話では、神託で地上の、しかも王族でもない人物が話題となる事など、聞いたことなかった。きっと、何か素晴らしい事が起こるのだろう……。
「分かりました!シーシャ・ナエル、行ってきます!」
テンションが上がったシーシャは、元気良くそう言って共同墓地へ向かった。
そしてシーシャは、
見たことの無い、物語上の魔物だと思っていたモンスター
"グール"と遭遇したのだった。
さぁ、なぜグールがいるのか(




