七転び八起き
なんの変哲もない学校に通う高校生、宍木快斗。そう、それが自分だった。毎日無気力に学校に通い、部活もそこそこにやり、それらが終われば早々に帰る。夕飯を食った後は、オンラインゲーム、特にFPSに熱中していたこと以外は普通だったと思う。
その日もそうやって過ごすつもりだった。活動していたFPSクランで参加していた大会が近かったこともあって、さっさとPCデスクの前に座るつもりだった。エイム合わせをして、グレポジを、、とか考えていた、気がする。
さて、どうしたそんな思い起こすような感じなのかをお伝えしようと思う。まぁ、タイトルから想像はついていると思うけど。
お察しの通り、殺された。多分、銃殺。まさかそんな非現実的な殺され方をするとは思っていなかった。たまたま、銃を持っていた犯人がいて、その犯人がたまたま俺を見つけて、興奮していた犯人が乱射した弾がたまたま全部当たるなんて。
もちろん訓練していない一般人が銃を乱射した所で、普通は当たるはずがないのだ。それが全弾命中、一発は頭に直撃。見事に俺は意識を失う事になる。
でも、事実、そうやって殺された。死ぬ直前、走馬灯なんてなく、ただぼーっと、空を見つめてた。血の抜けていく感覚、働くことを拒否し始める頭、体の体温がどんどん下がっていく感じ。全ての俺の感覚、思考が、これから死ぬ準備をし始めていた。
ところが、その全てが途中で消えたのだ。血が、頭が、体が再始動していく。生命の運命を逆行していた。
やがて、俺の意識が無くなっていくまで。
そして、いまに至る。
どうして俺は。
知らない所の墓にいるんだろうか。。。
しにました。




