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信頼の百合の華  作者: 魚を食べる犬
始まりから結ばれるまで
32/51

第二一話

本編第二一話です。

一月三日 某空港


 賑やかな空港。正月最後の日ということで、帰省先から帰る人たちでいっぱい。多くの人が入り乱れ、その中を子どもがはしゃぐように走る。飛行機への搭乗を知らせる放送と身体検査のアラームが聞こえる。

 現在、住んでいる地元から親戚の香澄さんのもとへは、飛行機と在来線を乗り継いば行ける。来年の春から、大学生になる。実家から大学までは遠いので、春から香澄さんの家へ居候する事にした。今日はご挨拶兼お泊まりを目的に行く。

(香澄さんに会うのは何年ぶりだろう。小学四年生以来だな・・・)

 電光掲示板で自分が搭乗する飛行機の時刻を確認し、受付で搭乗手続きとキャリーバックを預け、手荷物検査を受けた。自分が乗る飛行機はまだ時間があるので、私は香澄さんへのお土産を買いに空港内のお店へ向かった。空港内のお店には、魚の練り製品や枝豆を使ったスイーツなど様々な商品があった。有名な名物であるが、自分にとっては幼い頃から食べている。

 私は無難な魚の練り製品を買い、店を出た。特に問題なく済み、待ち合い室でくつろぐことにした。待ち合い室の向かおうとした時、左側から走ってきた子供と自分ぶつかってきた。私は倒れることはなかったが、子どもはぶつかった反動で尻餅をついた。

「痛いよ―!!お母さん!!」

「ぼく、大丈夫?」

 子どもは急に泣き出し、周囲の人は私と子どもに注目し始めた。私は急に泣かれてしまい、どうしたら泣き止むか、分からなくなった。そして、子どもの母親と思わしき女性が子どもに近づき、私に声を掛けた。

「あぁ、うちの子がすいません。通路を走り回るからよ!!ほらっお姉さんに謝りなさい!!」

(うっ・・・)

「うん・・・。お姉ちゃん、ごめんなさい」

「お利口だね、ぼく。今度から気を付けるんだよ♪」

「うん♪」

 子どもの母親は私に一礼して、子どもの手を握って、子どもが走ってきた方向へ行った。子どもは元気が一番と言われるが、私はそうは思わない。確かに元気な姿を見れば、周りの人も元気になるが、場合によっては誰かに迷惑を掛けてしまう。そして、大人に怒られる。

(そう、あの日のお姉ちゃんのように・・・)

 私の中に悲しい記憶がよみがえった。

「まもなく、〇〇行きの御搭乗予定のお客様。搭乗準備が完了いたしましたので、一番搭乗口からご搭乗ください」

(久しぶり香澄さんとお姉ちゃんに会えるのか。待ってて、お姉ちゃん・・・)

 心を踊ろかせながら、自分が搭乗する飛行機の搭乗案内の放送にあった搭乗ゲートへ向かった。

読んでいただき、ありがとうございます

そして、新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします


今回は「ある人の視点」で書きました

昨年の終わりに、今後の展開について悩んでいました

その時期に見た夢の中の人物を題材にしました

登場人物については今後の話で出てきますので、今回はこれくらいにします


魚の練り物や枝豆を使ったスイーツを出したのは、(個人的に)好きな某武将と関係しているんですけど・・・


今後とも、頑張って書いていきますので、よろしくお願いします

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