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初回イベント終了と打ち上げ会

 イベント十日間は特に不具合もなく終わりを告げた。

 最終日はサービスなのか一日雨が降っており、なぜかリズム感の良い蛙の大合唱の披露にプレイヤーも歌った。ただ、丸一日も大合唱だったので、途中から煩いと苦情が殺到していたようだが。


「みんな、集まったかー?」


 イベント終了した翌日。僕らは首都に集まっていた。僕とギルド『LiLi様見守り隊』の面々だ。

 ここは、見守り隊のセーフハウスの中で最大規模の平屋。それでも2LDKと物置小屋を改築してくっ付けた小さな拠点。ギルドメンバーだけでも十五人が在籍しているのだから、狭いと思うだろう。

 まだ首都とハジリ村にしかセーフハウスがないが、ハジリ村は簡易キッチンと四畳半の建物らしい。代わりに畑付き。

 そして、複数の拠点を持った事で新たな事実も発見したらしい。なんでも首都のストーンサークル型転移装置(ゲート)以外に簡易転移装置(ポータル)同士で往き来が出来るとのこと。当たり前だが、同一所有者の簡易転移装置でしか利用は出来ない。

 余談だが、ゲートやポータルはプレイヤーが勝手に名付けた。住人は普通に転移装置と言っているが、簡易版との区別を付ける為に今はこの使い分けが普及してきている。


「酒買ってきたよー」

「グルタたちはやっぱシフトで参加出来ないってよ」


 そして僕が何故、彼らの拠点にいるのか。それは初イベントの打ち上げに招待されたからだ。このイベント期間にリンゴたち見守り隊とパーティーを組んでいたから参加する権利はあるとのこと。ただ、自惚れだけど僕を見て話して愛でたいんだろうね。さっきから休みなく頭を撫でて、握手され、記念撮影され、餌付けされ、話し掛けられているのだから。勿論、今日はきちんとワンピースを着ているよ。安心ですよ。

 いや、流石に服を着なさすぎるなと思ったんだ。この十日間、一人だけが全裸戦闘とかなんて罰ゲーム? まあ、強くなるし、風が気持ちいいし、慣れたからなんだけど、流石にこれは不味いと若干思ったんだよ。それでも、家と家周辺は裸が快適だから今までのままだけど、それ以外は人間を見習って服を着ようと思ってみたり。実際に着たら心配されまくったけどね。でも、男性もいるし、やっぱり恥ずかしいしね。

 

「みんな、グラスは持ったかー」


 ギルマスの合図に、各々の好みの飲み物を注いだ木杯(グラス)を掲げる。

 最終日はギリギリまで狩る人も居たため、改めて今日が打ち上げ日。これはイベント期間の日曜日の夜に招待を受けた。


「それでは、公式イベントの終了記念とLiLiさんの訪問を祝って……乾杯!」


 音頭が終わるとそれぞれにグラスを重ねて一気に盛り上がる。木杯なので、小気味の良い音はしないが雰囲気は最高だ。


「LiLiちゃん、お疲れ様ー」

「うん。リンゴもありがとうね」


 僕の隣には自然とリンゴが立って微笑み返してくれる。本当に彼女が居なかったらイベントも碌に出来なかっただろう。感謝が尽きない。


「先輩ー。このまま一緒にいましょうよー」


 そして、ずっと僕の腰に抱きついて離れないミーミン。正直邪魔です。


「ギルド上限だよね」

「なら、誰かをkillしますね!」

「いやいやいや、なんでそんな物騒なこと言うの! それに、それで脱退するのはミーだよ?」

「では、誰かの弱味を握って脅迫します!」


 なにこの娘。怖すぎるよ。

 僕が震えていると、サブマス二人がミーミンの両サイドから抱えて引き剥がしてくれた。


「先輩、私は必ず戻ってきますね! この鬼畜外道、悪鬼羅刹な奴らをっふぎゃ!!」


 悪は等しく滅んだ。


「ミーの暴走癖も何とかしないとね」

「リンゴも始めは…」

「いい思い出よ!」


 駄目だ。このギルドは変態しかいない。と言うか、知り合いに変態しかいない。まさか、プリハのプレイヤーは変態層で構築されているのかな。なんで僕以外は変態ばっかなんだろ。


「料理追加だよ」


 生産技能の《料理》にはレシピが存在しない。一番自由度があり、一番プレイヤースキルが試される。

 テーブルにはサンドイッチやお握りにピザなど主食と成りうるもの。サラダにステーキに沢庵。今追加されたのは甘辛なタレの掛かった唐揚げ。

 《料理》は基本スタミナを回復させるアイテムを作り出せる。だけど、技能レベルが上がればLF回復や時間制限付の上昇効果(バフ)なども小人領では確認されている。


「あ、美味しい」


 牛乳には合いにくいけど、純粋に美味しい。ノンアルコールが水か牛乳か蜂蜜水しか用意されてないんだもんな。しかも、蜂蜜は僕からの提供。一番合う料理がサンドイッチ。うまうま。


「ね、LiLiちゃんは料理作らないの?」

「へ?」


 リンゴが僕に語りかけてくると同時に、皆の得物を狙う目が一斉に突き刺さる。


「う。えと、あー……何か作ろうか?」


 「はい!」と全くの同タイミングで速答された。仲良いね。


「じゃ、キッチン借りるよ」

「料理担当四人に素材とか調理器具聞けば分かるから」

「あ、うん」


 招待されたんだよね、僕? なのになんで料理することになったんだろ。まだ、《料理Lv1》なのに。

 キッチンに行くと三人の女の子と、バンダナを巻いた男性が料理を作っていた。


「あ、LiLiちゃん」

「そう言えばササラも《料理》持ちだったね」


 この十日ですっかり友だちとなったササラが包丁片手に笑いかけてきた。なんか怖いです。


「僕も料理していいかな?」

「もっちろん!」


 四人が並んで料理するほどのスペースがないのにどうやっていたのかな。僕が流しに向かうと二人ずつになって道を開けてくれた。ただ手を洗うだけだよ。なに期待した表情しているの?


「LiLiちゃんは何作ってくれるの?」

「んー、わかんない」


 取り敢えず手を洗ってからインベントリを覗いてみる。メニューなんて考えてなかった。


「えーと……」


 薬品以外にも素材を買い取ったりしているので、種類はあるが量がない。今日の打ち上げには僕を含めて十二人。あとは夜勤とかで泣く泣く不参加。ギルマスがずっとムービーを撮ってるのは不参加組に見せる為か。


「蜂蜜に草鼠の肉。蜘蛛の足肉に蜂の子。ああ、イベントで蝸牛の肉も増えたんだっけ」


 これが纏まった量がある素材。人数が人数なので、同じ素材で一気に作ればいいと思う。素材を口に出したら四人が顔をしかめたけど。


「えーと、私たちも何か食べて来ようか」

「ええ」

「そうだな。酒も飲みたいしな」


 そそくさと三人が退散していった。はて?


「えと、ボクも何か食べて来るよ。あ、料理するならこれプレゼントするね。《裁縫》持ちの作品」

「え、いいの?」

「いいよ。雰囲気作りと熟練度上げに作ったみたいだし。予備も沢山あるからね。性能はないし」

「なら、うん。ありがとう」


 トレードが来て、許可を出して受けとる。取り敢えず実体化してみる。


「フリルが一杯。あと、ワンコ?」

「LiLiちゃんがモデルだからね」

「そなんだ」


 ピンクのエプロンに白いレースフリルが大量に取り付けられている。中央にはオレンジのワンコのデフォルトが縫い付けてあり、「LiLi」と名前まで入っていた。僕専用?


「でも、可愛い。ありがとうね」

「うん! あ、装備したら写真いい?」

「いいよ」


 これはなんの装備だろ。あ、防具か。ファッション装備じゃないんだね。


【愛玩犬エプロン】:上着装備。可愛いワンコが幸せを呼ぶ。器用さ1。


「可愛いよー! ボクは裸エプロンなんて望んでないからね。望んでないよ? でも、したいならしてもいいよ」


 写真を撮りながらササラが暴走していた。ササラとriano はマトモだと思ったのに、裸エプロンを望んでるよね絶対。


「僕の家ならいいよ」


 裸エプロンになっても、装備状態だから【ヌーディスト】は発動しないんだけどね。【白衣】みたいに特殊装備なら別だけど。ああ、裸エプロンならぬ裸白衣なんてやってたっけ。そっちのがアブノーマルだよね……。


「うん、これだけ撮影したらいいかな。じゃ、ここのは好きに使っていいからね」

「なんで皆逃げてくのかな」

「ん? レシピがなくっても、そのプレイヤーの秘匿技術を見てトラブルにならない為だね。ギルドメンバーなら技術の共有もするけど、LiLiちゃんは来賓だしね。|変な素材料理は見たくないよ《見るわけにいかないよ》」

「そこまで考えてたんだ。ごめんね」

「あは、うん、大丈夫だから。ボクもお腹減ったから行くね」

「うん」


 そんな気遣いをされたなら、気合いを入れなきゃいけないよね。


「えーと、まずは……蜂の子を蜂蜜と薬草で栄養のある感じに作ってみよ」


 リアルにレシピがあるか分からないけど、今ままでの薬品作りの経験を活かせるはずだ。

 まずは蜂の子を水で洗ってから水気を拭いて、フライパンに蜂の子と刻んだ薬草を入れて炒める。そこに唐辛子よりは辛くない調味料と共に蜂蜜を適量投下して、さらに炒めて完成。


「次は蜘蛛の足肉かな。これ、蟹足みたいに食べられるからボイルでいいかな」


 外郭にうっすらと切れ込みを入れてそこからも折れるように工夫してあとは茹でるだけ。酢はないのでレモンのように酸っぱい果実輪切りにして添える。


「草鼠の肉は香草焼きでいいや」


 肉を叩いて薬草と共に焼いて完成。


「蝸牛は貝みたいな食感だし、お刺身と酒蒸しかな」


 貝みたいな食感を楽しむ為に生肉をスライスして、フグのお刺身のように盛り付ける。

 次にキッチンに置いてあるお酒を拝借。大人のお摘みに最適だよねきっと。ただ、お酒を入れて蒸すだけじゃ芸がないので、蜂蜜酒のようにお酒と蜂蜜を先に混ぜてから蝸牛の殻に注いでいく。あとは蒸して完成。イベントで大量にあるので大量に作っておく。

 どれも時間と手間を掛けずに、気軽に摘まめるパーティー料理。僕の傑作。作りながらレシピを考えたけど才能があるかもしれない。ただ、醤油とか欲しい。


「お待たせー」

「待ってましたー!」


 絶叫、そして静寂。なんで料理を見て皆黙るかな。蜘蛛の足肉は味見したけど美味しかったよ?


「えーて、これ、なに?」


 皆が不思議にしていたので、懇切丁寧に説明をしていたらどんどん顔が引き攣る人かたち。失礼な。


「リンゴは食べるよね?」

「え?あー、あははは」

「ほら、あーん」

「LiLiちゃんのあーん。でも、芋虫……」

「食べないの? 美味しいよ」

「うっ。えと…………あーん」


 山盛りに匙に掬っていた蜂の子をリンゴの口に入れてあげる。あろうことか、目を瞑り、咀嚼せずに丸呑み。熊らしいけど、身体に悪いなー。


「うっ」

「う?」


 漫画にあるように「美味い」って言うんだよね。驚かないよ。

 そう思ったら、リンゴが意識を無くして倒れた。


「え?」

「え?」


 二回目の「え?」は誰の声か。解っている。皆の心の声だ。昇天する美味さに驚いているのだ。


「あー! お姉様が昏倒と猛毒と麻痺になっているー!」

「へ?」


 パーティーじゃないので詳細は不明だけど、リンゴは暗殺されたみたい。誰に? あ、僕?


「僕は無実だよ!」

「LiLiちゃん。本当に?」

「本当だよ!」

「でも、《料理》持ちのボクたちの《鑑定》は誤魔化せないよ」


 どういうこと? そう言えば完成した詳細見てなかった。


 【LiLiの手作り蜂の子炒め】:蜂の子を蜂蜜で炒めた料理。スタミナ回復量1。ドジっ子効果付与(麻痺・猛毒・昏倒)


 【LiLiの手作り蜘蛛足のボイル】:蜘蛛の足肉をボイルした料理。スタミナ回復量3。ドジっ子効果付与(LF1回復・猛毒・盲目)


 【LiLiの手作り草鼠香草焼き】:草鼠の肉を香草で焼いた料理。スタミナ回復量5。ドジっ子効果付与(MS一時間5上昇・沈黙・難聴)


 【LiLiの手作り蝸牛の活け作り】:蝸牛の活け作り。スタミナ回復量2。ドジっ子効果付与(混乱・狂化)


 【LiLiの手作り蝸牛の酒蒸し】:蝸牛を酒で蒸した料理。スタミナ回復量10。ドジっ子効果付与(猛毒・呪詛)


「あー、なんか見たことない状態異常が沢山」

「なに、この最狂料理!」

「…………てへっ」


 階位【ドジっ子】効果なんだよね。プラス効果もあるけど、それ以上にマイナス効果が酷すぎる。確か、階位取得時に修得技能の一つに特殊効果が付くとか言ってたはず。ずっと《料理》なんてしてなかったから始めて知った。運5上昇が霞む酷すぎる効果だね。


「取り敢えず、LiLiちゃんは料理禁止!」

「えー」

「禁止! 皆も異論ない?」


 他のメンバーも料理効果に驚いている。ご丁寧に『LiLiの手作り』なんてあるから誰の料理か解るしね。毒殺予防なのかな。

 ちなみに《料理Lv2》だと『手作り』から『真心』になるらしい。現実逃避です。てへっ。


「ごめんなさい」


 悪くないと思うけど謝る。だって、僕も今始めて知ったんだし。リンゴには時間回復するまで軟膏を塗っておかなきゃ。

 皆に謝り、リンゴに軟膏を塗ること三十分。水薬も無理矢理飲ませた事でPKにはならずに、目覚めを迎えた。


「んあ……あれ?」

「リンゴ! 大丈夫?」

「ん? あー、LiLiちゃんの膝枕だー」


 膝枕に気付くなり頬で手でスリスリしてくるけど、僕が悪いんだしされるまま。


「ごめんね」

「ん、どうなったんだっけ」

「えと、料理失敗してたみたいで……」

「そっか。なら、仕方ないね。また、練習して、上手になったら食べさせて」

「うん 」


 階位があるけど、上達なんてするのかな。料理階位なんて不明だし。


「一回の失敗で諦めちゃ駄目だよ」

「うん。ありがとう」


 そうだよね。頑張って上手にならなきゃね。

 今回の料理はインベントリに全て収まっている。上昇効果とか未発見なものの研究はしたいみたいだけど、凶器だからと引き取ることになった。凶器じゃないもん。


「あー、気を取り直して!」


 向こうでギルマスの声が聞こえる。狭い室内だから、リンゴが目覚めたのも直ぐに伝わったようだ。

 暗い雰囲気から明るくなる。


「メインのアイテム交換の時間だ!」


 別にプレイヤー同士でアイテムトレードをする訳ではない。

 イベントの【雨の雫】から欲しい物を交換する時間。そして、お互いに装備なら等をして見せ合う。

 アイテム交換期間はイベント期間中及び翌五日間。大体のプレイヤーが数を集める為に最後まで溜め込んでいるはずなので、交換期間は長く設けられている。


「僕は結局……千六百九十一個か」


 なんとも中途半端。リンゴたち大人組はやはり二千個は行っている。タイムリミット格差だよね。日常生活してたら、タイムリミット以下の時間しかログイン出来ないから変わらないけど。

 改めて交換アイテム一覧を見てみる。


『限定技能《雨の舞踏会》:交換数五百個

 限定装備【ウェディングドレス】:交換数四百個

 限定装飾品【涙石のネックレス】:交換数三百六十個

 限定武器【カタツムリ】:交換数二百個

 限定装備【雨合羽】:交換数百二十個

 五万リゼ:交換数八十個

 鉱石箱:交換数五十個

 一万リゼ:交換数三十個

 薬品箱:交換数十五個

 素材箱:交換数七個』


 限定品だけで千五百八十。充分交換できるで、各一個ずつ交換する。


『イベントノルマ達成しました。階位【イベントマスターLv1】を授かりました』


「はい?」


 【イベントマスターLv1】:イベントを一定条件でクリア。運1上昇。


 どうやら限定品を全て手にいれたプレイヤーは皆貰っているみたいだ。思わぬプレゼントに皆喜んでいる。


「あと残ったのが百個くらいか」


 結局お金は諦めて、【鉱石箱】二つと【素材箱】を一つに交換。中身は後で確認しよう。だってねえ。


「わかったから、まってて」


 皆の希望は知っている。ワンピースには慣れたけど、これは恥ずかしい。でも、着てみたい。


「ワンピースを外して……」


 ウェディングドレスを着用して、さらに【涙石のネックレス】も装備する。


【涙石のネックレス】:(装飾品)イベント限定品。雨の形をしたクリスタルが中央で輝くネックレス。防御力5。智力5。器用さ2。トレード不可。


「ど、どうかな」


 は、恥ずかしい。でも、なんか着れて嬉しいとも思う。だって、可愛いし、綺麗だし、憧れるじゃん。男でもそう思うよね。


「…………」


 無言。ひたすらに無言。似合ってないのかな。

 そう思った時、音の洪水が押し寄せてきた。


「わっ、ちょ、押さないで。潰れるー!」


 ギルドメンバー総出で僕に殺到する。なに、これ。暴徒化!?


「写真撮っていいですよね、先輩!」


 いつの間にか復活したミーミンが僕に抱きついてそう言ってくる。


「先輩は私の嫁!」


 そう続けて宣言した途端に暴徒にミーミンが連れ去られた。


「LiLi様は誰の者でもない! 俺ら全員の嫁だ!」

「そうだそうだ!」

「LiLiちゃんは私たちの嫁!」

「LiLi様は俺たちの嫁!」


 その後は「みんなの嫁」と大合唱。ああ、やっぱ皆仲良いね。

 それからは、一人ずつ何パターンかでの撮影会。リンゴは料理のお詫びも兼ねて他の人の倍を撮影し、ミーミンは「私の嫁」発言での罰で撮影禁止。このギルドの規則は弛くも厳しいと実感しながら、楽しい打ち上げは盛り上がる中、僕は就寝時間も考えて先にリアルに帰った。大人たちの飲み会はこれからが本番らしい。

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