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高校生
高校生になったアスカは、やはり目立った。
毎日貢物が後をたたない。
そして今日は17歳の誕生日。
「おはようございます!アスカさん」
「アスカ様、コレ…もらってください」
「アスカさん!誕生日おめでとう御座います!」
「ありがとう」
自分の席に座る。
親友のアヤが声をかけてきた。
「今日は一段とすごいねー」
「みんな優しいよね。プレゼント用意してくれるなんて」
アスカは貢物達を持参の紙袋に入れる。
去年、袋がなくて大変だった経験から、今年は紙袋持参である。
「私も持ってきたよ。どうぞ」
かわいくラッピングされた小さな箱。
「アヤありがとう〜」
かわいい!
早速開けてみると、中にはリップが入っていた。
「アスカは頼りになるし、性別を超越してるけど、女の子なアスカも見てみたいなーって思って選んでみました!」
アヤはドヤ顔をしている。
「女の子?」
アスカはピンとこない。
取巻きの中には男も女もいる。自分はモテていると思っていた。




