6/16(飛騨高山旅行)
「飛騨の里」
あっという間に旅行最終日になってしまった。最後の最後まで飛騨高山を味わい尽くしたいところだが、帰りの高速バスが13時半出発なので、あまり観光は楽しめそうにない。近場でおもしろ観光地はないかしらと探してみると、飛騨の里という謎の場所を発見。その時点で既に10時前だったので、急いで飛騨の里まで車を走らせた。
飛騨の里に入ると、まず正面にでかくて水がきったない池がある。きったない池を覗くと、コイと、夥しい数のオイカワという魚が泳いでいる。こんな高密度のオイカワを見たことがなかったので、結構興奮した。
「竹馬」
左に進むと、水鉄砲やら竹馬やらけん玉やら独楽やらが置いてある建物が出現する。ここで45分くらい時間を使ってしまった。竹馬が難しかったのだ。
友達はスイスイと竹馬を乗りこなし、調子に乗って後ろ歩きなんかもしていたが、僕は一歩進むのもやっとという状態だった。途中、60くらいのおっさん近づいてきたので竹馬を渡すと、おっさんは礼も言わずに竹馬を受け取り、ひょいと竹馬に乗って仲間から拍手喝采を浴びていた。独楽を投げつけてやろうかと思った。
その後、友達から手ほどきを受け、なんとか6歩進めるようになった。疲れた。
「仏壇」
気づけば時間は11時近く。急いで飛騨の里の売りである、伝統的な民家を見に行く。各民家の囲炉裏には小さな火がついていて、家の中は微かに煙の匂いがする。当然ながら家には誰も住んでおらず、製糸マシン(名前は知らん)やソリなどが展示されていた。
各家には仏壇もあり、僕と友人は仏壇を発見するたびに、おりんを鳴らして手を合わせた。日本人の習性なのだろうか、信仰心は一切ないのに、仏壇をみると拝みたくなってしまう。
見る速度がめちゃくちゃ遅かったため、30軒古民家があるうちの5軒しか見てないのにタイムオーバーになってしまった。安くない入場料を払ったのだから、元を取りたかったなぁ。
「帰宅」
帰りの高速バスは、中央道で渋滞に巻き込まれ、75分ほど遅れてバスタ新宿に到着した。次に高速バスに乗るときは、渋滞で遅れちゃう可能性があると言うことも忘れないようにしたい。