3/5(京都1日目)
「京都遠すぎ」
神奈川県某所から京都まで青春18きっぷで行ったわけだが、まあ遠かった。2度とやりたくない。いくら2500円で行けるからって、11時間も電車に乗るのはイカれている。今後は大人しく夜行バスとかで行きたい。
「ひもじい夜食」
宿についてすぐ向かった先は、ご近所のスーパーマーケットである。本旅行では、昼は豪遊(自分基準)するかわりに、夜は質素倹約に努め、なるたけ支出を抑える作戦をとった。スーパーで小さいブルドックソースとマヨネーズ、キャベツ半玉、豚肉を購入し、宿に戻る。宿に戻ったらリュックを開け、自宅から持ってきた卵、鰹節、そしてお好み焼き粉を取り出し、意気揚々と台所へと向かう。これから先、夜食は毎食お好み焼きである。つらい。
あと自宅から青のりを持ってくるのを忘れて余計につらい。
「共用スペースでお好み焼き」
今回泊まったゲストハウスの共用スペースには、IHコンロやら電子レンジやらが揃っていて、貧乏人に優しいお宿となっている。さあ、レッツクッキングしたるで〜と勢いよく開け(たかったけどドアが思いのほか重くてゆっくり開けました)ると、なんかおばちゃんがイヤホンつけてお勉強している!
「すみませ〜〜ん、これからこちらでお料理してもだいじょうぶでしょうか???」と聞くべきなんだろうけど、おばちゃん集中してるし、日本人かわからんし、知らない人と話すの怖いしということで、黙って料理を始めた。すみません。
出来上がった青のりなしの地獄のお好み焼きを皿に盛り付け、おばちゃんが黙々と勉強する机の片隅に座る。別のテーブルがあったらそっちに座りたかったけど、机は一つだけなんです...心の中ですみませんすみません、勉強の邪魔してすみません、いい匂いさせちゃってすみません、あと青のり忘れてすみませんと念仏のように唱えながらお好み焼きを食べた。ちょっと生焼けだったけど、今更再度焼くのも面倒だったので全部食べた。
なんで旅先でこんな悲しい思いをしなければならないのだろう。
「秤がない」
普段はお好み焼き粉100g、水120mlの分量で2枚分作るのだが、あいにく宿の台所に電子秤がなかった。計量カップはあったので、水120gを先にボウルに入れ、そこに粉を少しずつ加えていい感じの粘度になったら粉の投入を停止する作戦を採用した。職人になった気分である。
「コンロの汚れ」
調理後、IHコンロのボタンのところに黄色い汚れがついているのに気づき、台拭きでこすったもののなかなか落ちない。なんやこいつ!!!と思いよく見てみるとエビフライのイラストだった。なんやこいつ!!!