2/19
2/16
「風」
めちゃくちゃ風が強い日だった。後で確認してみると関東で春一番が観測されたらしい。そんな日だから外にいると何かと災難に遭う。
この日は砂埃にやられた。砂埃が強風に乗って僕の顔に叩きつけられる。ちょっと痛い。眼に入ると悲惨だが、僕はメガネユーザーなのであまり入ってこない。メガネをかけるメリットの一つである。勝ち誇りながらチャリを漕いだが、当然全てのゴミをブロックしてくれるわけではなく、コンビニ付近でめちゃくちゃ眼が痛くなった。なんとか瞬きで汚れ落ちないかなと眼バッチバチしてたけどずっと痛い。コンビニに出入りする人たちは、下手なウインクを繰り返す僕の姿を見てどう思ったのだろうか。
耐え切れずに信号待ちの時に眼を擦ったら、汚れが落ちた。ちょうど信号も青に変わった。よし、これですっきりとした気持ちで前に進めるぜ!と思ったら、車道からめっちゃ遅いママチャリヨタヨタおじいさんが僕の前に割り込んできた。かなりムキーとなったけど、おじいさんの上着の色と僕の上着の色が同じで親近感が湧いたため、今回に限って許してあげた。
いいこともあった。普段なら風の強い日はチャリが倒れてしまうのだが、今回は倒れていない。僕の右隣も無事だったが、そのさらに右隣の自転車10数台は綺麗に倒れていた。右隣の自転車がストッパーになってくれたのだろうか。ラッキー!!!
「フェレット」
久しぶりにペットショップに行った。前回は活発に動き回っていたフェレットだが、今回はまたグータラモードになっていた。これならぬいぐるみと変わらん。
後ろを振り返るとデグーが狂ったように柵にかじりついていた。マジでどこか虚空を見ながら一心不乱に檻を齧っていた。歯を削ろうとする本能からくる行動なのか、逃げ出したい故の行動なのか。とりあえず怖かった。うっかり指とかさしだしたら…
2/17
「ボタン玉結び」
先々月くらいにズボンのボタンが弾け飛び、急いで修理した。ボタンというのは縫い終わりにボタンと生地の間の縦糸にぐるぐると糸を巻きつけてから玉止めをするのだが、僕はそのぐるぐる作業が楽しくてやりすぎてしまい、玉止めできるだけの糸がなくなってしまったのだ。まあこんだけぐるぐる巻いたんだからしばらくは取れないだろう!と予想し、今のところ全く取れる気配はない。グルグル強し。
「タヌキに化かされた?」
学校の門を出たところにタヌキがいた。おお!タヌキやん!こんな人通りの多いとこで見るのは珍しい!!!と思いスマホを取り出したあともう一度見てみると、黒いビニール袋だった。
なんやねん紛らわしい。とぷりぷりしたけど、よく考えたらあのビニール袋はタヌキが化けた姿なのかもしれない。そうであるならばまんまと騙されてしまったわけだ。あっぱれなり!!!
2/18
「電車」
久しぶりに電車に乗った。前乗った時はマスクをつけてる人が少なかったが、今回はみんなつけていた印象。コロナ・インフルがまた流行りだしたし、花粉も飛んでる。俺も次はマスクつけようかな。
今回乗った電車の英語アナウンスは、珍しく頑張ってネイティブっぽく話そうとしてて感心した。前までは「どあーず おん ざ れふと さいど うぃる おーぷん」という感じだったが、今回の人は「ダァーーず おんざ れふとぅ さいっ うぃう おーぷん」という感じだった。うまく外国の方に伝わるといいですね。
「カバン」
電車ではカバンを抱えて座るわけだが、カバンがボロボロであることに気づく。大学に入って数ヶ月してから買ったやつだ。それまでは高校の時のスクールバック(紺地に灰色の紐)を使っていたが、英語の授業でペアになった人に「君あれだよね、高校のスクバずっと使ってる人だよね」と言われ、そっかスクバずっと使ってるそーいうキャラ付けされちゃうのか!とショックを受け、その日の夜にドンキで購入した。そのリュックもいつもパソコンを入れてたせいか、米5kgを入れたせいか、気づけば肩紐の根っこが半分くらいとれている。あと1ヶ月ぐらいはもって欲しい。
「Googleの釣りゲー」
google検索で、hit数が0件だと(例:www.wjnkdbhqjvegabkahとか打つと出てくる)、謎の釣り人が出現する。クリックすると釣り人がリールを巻き、何かしらを釣り上げてくれるのだが、規則性・ゲーム性がわからず困惑した。ウキが沈んだタイミングでクリックすると魚が釣れる、というわけではない。そもそもウキは沈まない。じゃあ釣り人が何かしらのアクションを起こした際にクリックすると魚が釣れるのかというとそういうわけでもない。色々と検証した結果、完全に運ゲー、確率ゲーであることがわかった。どのタイミングでクリックしても、魚は釣れる、長靴も釣れる。別に長靴が釣れやすくなるタイミングとかはない。クソゲーだと思う。
2/19
「横断歩道」
暇だったので以前から温めていた説を検証することにした。それは「信号機のない横断歩道において、初心者マークをつけた車とトラックは100%歩行者or自転車を渡らせてくれる」説である。
さっそく近所の横断歩道のすぐ近くのベンチに腰を下ろした。いつも通り交通量は多い。生憎車は通っていないタイミングだったが、横断歩道を渡る歩行者も確認できた。検証開始である。僕は観察者なので、ベンチから横断歩道の様子を伺う。お前が渡れよというご意見があるかもしれないが、歩くのが面倒なのでやらない。迷惑になるし。
観察の結果わかったのは、この横断歩道、渡る人が全然いないということだ。もう少し行ったところに信号機のある交差点があり、みんなそっちで渡ってる。10分観察して、渡った人は2人、渡った猫は1匹だった。野良猫が律儀に横断歩道渡ってて感心した。
飽きたので帰った。
「BB弾」
無益な10分間を過ごした後、近所の森を散策した。昔はこういった森にはBB弾が落ちていたものだが、今は全くと言っていいほど見られなくなった。地球温暖化の影響だろうか。
どうでもいいけど小さい頃、BB弾というのは木の実か何かだと思っていた。いまだに正体はわからないけど。