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「切符の芯」


 常磐線原ノ町駅にて、切符の芯が無料配布されていた。形状はガムテープが一回り大きくなった感じで、ずっしりと重い。活用方法が全く思い浮かばないが、せっかくなので一つだけいただいた。

 さて、どうしようこいつ。ちょっぴり重いし嵩張るし...



「晩餐」


 今回出張で行ったのは福島県の飯舘村というところだ。放射能汚染土と見られる土が置かれた土地だったり、草ボーボーになった耕作地など、そこかしこで原発事故の影響を感じた。




 ...という暗い話はさておき!僕の友人に出向で浪江町(飯舘の東隣)に滞在している奴がいる。21日に連絡したところ、来いと言われたので、行く。

 偶然にも友人の彼女さんも東京から飯舘に来ていたらしく、彼女さんが料理を振舞ってくれるそうだ。お土産にホテルの朝食バイキングの料理をパックに詰めて持ってくわ(爆笑)、と冗談を言い電話を切った。


 そして22日の18時過ぎ、友人宅に到着しお土産として原ノ町駅名物「切符の芯」を進呈した。結局使い道が思いつかなかったので、友人カップルに押しつけることにしたのだ。渡してから30秒ほどは何やねんこれと軽く盛り上がったが、その後は全く見向きもされなくなった。返品は受け付けておりませんのでどうぞよろしく。


 切符の芯イベント?の後、彼女さんが「あれ?バイキングの料理ないの?」と言う。僕としては冗談で言ったのだが、普段の僕の下級国民っぷりをよく知る友人と彼女さんは、こいつならやりかねないと思っていたらしい。僕はもう誇り高き社会人なので、そんなみみっちいことはしないのである。



「車」


 友人は数ヶ月前にかっこいい車を買った。マツダの何だっけ、RX-78-2とかなんかそういう奴である。お値段を聞いてみたところ、200マンエンだそうだ。僕のこの間買った車の約10倍である。


 帰る時にマツダ車の運転席に乗せてもらったが、高級感のあるインテリア、広々とした車内、たくさん光っているボタンの数々、全てにおいて我が20万円carを凌駕している。ただ、乗ってて落ち着くのは我が20万円carである。僕には庶民的で、狭く、不便な車があっているんだなぁと思った。それはそれでどうなんだ???

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― 新着の感想 ―
彼女さんに脱帽です さすがだ(そうじゃない
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