表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非日常なスクールライフ〜ようこそ魔術部へ〜  作者: 波羅月
第0章  新たな出会い
18/98

設定資料~魔術について~

魔術について  編:黒木 終夜


 今からここに魔術について記そうと思う。無論、魔術を知らない人のためだ。わかりやすく書いてやらねばな。


目次

1、魔術について

・魔術とは?

・魔力とは?

・魔力の源とは?

・魔術の素質とは?


2、属性について

・属性とは?

・属性の種類

co)一般属性、変化属性、物理属性、特殊属性


3、能力(アビリティ)について

能力(アビリティ)とは?

能力(アビリティ)の仕組みとは?

能力(アビリティ)のランクとは?


4、まとめ






1、魔術について


・魔術とは?

 魔法、超能力とも言い換えれるが、一般には魔術と呼ぶ。

 魔術とは選ばれた人が使うことのできる、並の人は持たない異能力のことだ。それを使用する人々を魔術師と呼ぶ。

 使い方、学び方、発動の仕方・・・。言い出したらキリがないほど、個性とも言える特別なモノである。

 魔術の発動方法には能力(アビリティ)による発動と、魔法陣による発動の2種類が存在する。前者については後述するが、後者は魔術師なら誰でも利用でき、様々な魔術を基礎レベルだが使用できるようになる。ただし一々魔法陣を描かなければならないのがネックで、正直めんどい。


・魔力とは?

 魔術を使う際に必要となるエネルギーのこと。人の体の中に宿り、限界のある有限なモノである。

 減少すると、体力が減少するかのように疲れが出る。魔力の源によって回復する。


・魔力の源とは?

 魔力を生み出すモノのこと。云わば湧水地点である。これは魔術の素質があるものにしか、宿すことはできない。

 宿すためには時間がかかるが、一度宿してしまえば無くなることはない。永遠に魔力を作り続ける。


・魔術の素質とは?

 魔術を覚えるために必要な、そもそもな素質のこと。これが無ければ、そもそも魔術を覚えることは不可能だ。

 魔力測定器で計ることができ、数値として算出される。この値が高いほど、より魔術に向いていることになる。




2、属性について


・属性とは?

 魔術の中でも分類が存在する。そして魔術を大まかに分けたものを属性と括られる。それらは火であったり水であったりする。

 属性には多くの種類があるが、世界中のどの人とも被ることはないと云われている。完全に自分だけのモノということだ。


・属性の種類

 属性は主に3種類に分類される。

 ・魔法らしい『一般属性』

 ・身体を変化させる『変化属性』

 ・物理的な『物理属性』

 ・それ以外の『特殊属性』。

 多種多様で十人十色。これが属性である。


『一般属性』

 火や水、雷や氷といった、実にファンタジーらしい属性を一般属性と呼ぶ。

 大抵は攻撃向けだが、サポートとして使えない訳ではない。

 イメージが一番つきやすい属性といえる。


『変化属性』

 身体の一部、もしくは全身を人間以外のものへと変化させる魔術を指す。鳥の翼が生えたり、虎の腕になったり、その種類は豊富。一般属性の次に多い属性である。


『物理属性』

 剣、刀、銃、弓……人々が武器として使う物を、属性として使う属性を物理属性と呼ぶ。

 効果としては、何もない所からその武器を出現させたり、硬度や切れ味を上げる等がある。また、拳や脚を強化するということもある。

 一般属性や変化属性に比べると、この属性を持つ人は少ない。


『特殊属性』

 上記の属性に当てはまらない属性を総じて特殊属性と呼ぶ。いわゆるその他だ。

 主に毒、麻痺、眠り等の状態異常効果。または重力、瞬間移動等の分類しにくいモノが当てはまる。

 しかし、レアなものが多く意外と人口は少ない。




3、能力(アビリティ)について


能力(アビリティ)とは?

 一人一人の個性の魔術のこと。

 魔術師は基本、1人1つの能力(アビリティ)を持つ。

 この能力(アビリティ)による魔術は、魔法陣無しで使用できる。楽なので、魔術の使用はこれがメジャー。


能力(アビリティ)の仕組みとは?

 能力(アビリティ)は主属性と副属性の2つで命名される。

 主属性=属性。副属性はその付加効果を表す。


 例えば俺の“夜雷”であれば、

 ・主属性:雷

 ・副属性:夜

 ということになる。

 副属性の効果としては『黒い攻撃』となっている。ちなみに他にも効果はあるが、ここでは割愛する。


能力(アビリティ)のランクとは?

 能力(アビリティ)にはA~Eのランクが存在する。

 ランクの分け方は『属性の強さ』と『レア度』によって決まる。アルファベットが早い順に有能な能力(アビリティ)である。

 風属性を例にとると、ランクEだとそよ風を吹かせる程度だが、ランクAだと天変地異クラスの暴風を起こせる。この通り、ランクEとランクAの差は月とすっぽんだ。

 一般的な魔術師の能力(アビリティ)のランクはDかCであり、ランクAの魔術師は国に数名しかいないとされる。




4、まとめ


 魔術は奥が深い。その使い道は無限大に広がっている。


 世界に一つだけの、自分だけの魔術を使ってみたくはないか?


 君な魔術を使うことができるかもしれない。もしそうだと思うなら、俺たちの魔術部に来てみないか?


 魔術の素質は、日常生活で少しだけ姿を見せることがある。霊感だって、もしかしたらそれかもしれない。


 さぁ今こそ、魔術という未知の領域へ来ないか?




魔術部パンフレットより

部長「こんなの書いたんだが」


部員「厨二病って疑われて余計気味悪がられるだけですよ」


部長「えっ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ