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誰か私を認めて。


自己規定ができない。

誰かを見下すことで優越感を得て自分の存在を確かめられる人が羨ましい。


私は欠陥品。

人類の底辺。


私の下はいない。


私がほしいのはそんなものじゃない。


私の存在の意味。


誰かに好かれたい。

愛されたい。

必要とされたい。


誰でもいいじゃなくて。

誰かの代替品でもなくて。


私だけを見て。


でもそんな人はいない。


ここは光のない暗闇。

地面の中。誰の目にも止まらない。

私の他に何も存在しない「無」。


ブラックホールなんかじゃない。

ブラックホールがあるのならば吸い込まれたい。


吸い込んでくれるのは私が存在しているからだから。


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