表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花詩集  作者: 葵枝燕
6/37

蒲公英

 挿絵が入っています。

私は信じている

この想いがいつか あなたにきっと届くのだと


ふわり

風に乗った白い綿毛

踊るように舞い飛ぶ


あなたはどこにいるのだろう?

あなたはどんな人なのだろう?

あなたは私を特別に想ってくれるだろうか?


そんな思いをのせて

私はただ一心に

愛しいあなたに出逢うために

この風に乗っている


ふわふわと風に流されて

すぐにどこかへ行ってしまいそう


それでも私は

まだ見ぬあなたを想う


まだ出逢っていないあなたを想って

この広い世界を旅する


ただ一人のあなたに出逢うために



挿絵(By みてみん)

タンポポ(英名:dandelion)

キク科タンポポ属の花。別名、ツヅミグサ。三月から四月にかけて、黄色の花を咲かせる。原産地は、北半球の温帯から熱帯。花言葉は、神託。


 以上、第六回「蒲公英」の解説でした。今回は、花言葉ではなく花そのもののイメージで書きました。タンポポの綿毛は恋占いにも使われるので、それも織り込んでみたつもりです。

 今回はちゃんと、季節感を大事にしましたよ。ちょうど三月ですしね。

 引き続き、今作もそれ以外の作品も頑張りますので、読んでいただけると嬉しいです。

――――――――――

改稿情報

 二〇二二年十一月一日、挿絵を入れました。絵は、「ココナラ」様で依頼したメアリー Sound of Daisy様が描いてくださいました。転載・使用はご遠慮ください。

――――――――――

参考資料

・国吉純監修『想いを贈る花言葉 ちいさな花物語』、ナツメ社、二〇一七年

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ