西洋酸塊
こんばんは、葵枝燕です。
前回の「紫陽花」もそうでしたが、今回も後書きが未完成でございます。後書きも楽しみにしてくださる読者の方には、本当に申し訳ありません。
ですが、どうしても今日——七月七日でなければだめなんです。
題材にした花の情報が集まり次第、後書きを編集する予定ですので、しばらくお待ちいただければ幸いです。
ただ おそろしいのです
あなたが私から
離れていってしまうのではと
手が触れるほど
今 あなたは近くにいるのに
いつか
そう それは
ほんの数秒後かもしれない
未来なんてわからないから
ひたすらにおそろしいのです
あなたがいつか
私を嫌って
私を突き放すのでは と
あなたがいつか
私以外の誰かの元へ行き
二度と戻ってこないのでは と
こんなにも
私はあなたを想っているのに
私の想いの量と同じだけ
あなたが
私を想っているとは限らない
それが
私をさらに不安にさせるのです
あなたへの想いは
日に日に増していくのに
あなたの想いは
私には計り知れないから
だから こわい
もし
もしもこの先
あなたが私を嫌って
私を突き放すとしたら
私以外の誰かの元へと
あなたが行ってしまうとしたら
あなたに
棄てられてしまうとしたら
そんな未来が
二人に訪れたとしたら
私は いっそのこと
この世界から消えたいのです
あなたに嫌われたら
私はきっと生きてはいけない
私には
あなたしかいないから
だから
あなたに嫌われたまま
この世界を生きていくくらいなら
私はいっそのこと
この命を 私の手で
永久に鎖ざしたいのです
あなたに嫌われて生きるより
その方がきっと幸福だから
身勝手と言われても
我儘と言われても
あなたに嫌われたら死にます
あなたのいない生活なんて
私には耐えられないのだから
私はきっと
迷うこともせず
躊躇うこともせず
その道を選ぶでしょう
セイヨウスグリ
花言葉は、あなたに嫌われたら死にます。
花言葉から、想像して書いてみました。
本によって異なるかとは思いますが、セイヨウスグリが七月七日の誕生花だと聞いたので、どうしても今日でなければならないと思い、急ぎ投稿しました。
花の情報が集まり次第、後書きも編集いたします。




