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花詩集  作者: 葵枝燕
22/37

向日葵

愛しい方

どうして こんなにも遠い


手を伸ばしても届かず

呼んでも応えてくれず


どこまでも どこまでも

愛しいあなたとは繋がらない


目で追うだけの日々

こんなにも想っているのに


本当は わかっているの


あなたは誰か一人のものではない

あなたはこの世界を照らす光


だから

私のものになど なれるはずがない


それでも 手にできないとわかっても

あなたに触れたい

あなたを見ていたい


今日も私はあなたを見上げる


誇らしく輝くあなただけを

ひたすらに追いながら

ヒマワリ(英名:sunflower)

キク科ヘリアンサス属の花。別名、ニチリンソウ(日輪草)。六月から十月にかけて、黄色や赤褐色や緑黄色の花を咲かせる。原産地は、メキシコ、北アメリカ中西部。花言葉は、あこがれ、高貴な心。


 以上、第二十二回「向日葵」の解説でした! 今回は、花名の漢字と、花言葉「あこがれ」重視ですね。それから、昔読んだ「花ものがたり」を思い出して書いてみました。

 確かその「花ものがたり」の中では、ヒマワリは水の精が変化した姿だと書かれていましたね。空を馬車で駆ける太陽の神に一目惚れしてしまい、食事さえも忘れて立ち続けていた彼女は、いつしか大輪のヒマワリの花に姿を変えていた――みたいな感じの話でした、多分。

 昔は黄色が好きだったので、黄色い花の代表格であるヒマワリが大好きでした。でも、ヒマワリの咲く夏は大嫌いです。汗かきには、この季節はつらいのです。

 というわけで、今回はこの辺で。

 読んでいただきありがとうございます。また引き続き読んでいただけると嬉しいです。

――――――――――

参考資料

・浜田豊著『花の名前 —由来でわかる 花屋さんの花・身近な花522種—』、婦人生活社、[二〇〇〇年]

・金田初代文、金田洋一郎写真『持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる』、西東社、[二〇一五年]

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